里崎智也氏、日本ハム上位進出の可能性を分析 「先発がハマればワンチャン…」
約1カ月経過したプロ野球パ・リーグを振り返った里崎氏。苦戦が続く日本ハムも「ワンチャン」ある?
元千葉ロッテマリーンズの里崎智也氏が自身のYouTubeチャンネルで、パシフィック・リーグの1カ月を分析。そのなかで5位となっている北海道日本ハムファイターズについて持論を展開した。
■成績を参照しつつ1カ月を振り返る
開幕から1カ月が経過したパ・リーグ各球団の成績などをベースに、今後の展開を予想した今回の動画。
9日現在5位となっている日本ハムについて里崎氏は、成績を参照しながら「チーム打率2割2分9厘、パ・リーグ4位。ホームラン17本、まあまあ打っている。得点圏打率パ・リーグ2位だからね。チャンスをモノにしている。打点が99で2位、得点が102で2位。なんで5位なの? 逆に」と驚いた。
■日本ハムは「ワンチャンある」
さらに里崎氏は「エラー18、パ・リーグで1番多い。三振235、1番多い」「チーム防御率3.17、パ・リーグ4位。先発防御率3.47、1番悪い。救援防御率2.63、パ・リーグ2位。被本塁打22、ホームランが打たれすぎやな」と話す。
袴田彩会が「先発が結構ホームランを浴びているってことですね」と話すと、里崎氏は日本ハム投手陣の被打率が高いことなどを指摘し「先発やな、問題は。これでも、先発がうまくハマったら、ワンチャンあるな」と分析した。
■投手陣が「やらかす」
続けて里崎氏は「あるけども、五十幡(亮汰)が(怪我で)いなくなって、清宮(幸太郎)もいない。でもアルカンタラはいい感じでがんばっているしなあ」とコメント。
袴田が「先発も鈴木健矢投手とか加藤(貴之)投手も安定的じゃないですか」と指摘すると、「やらからすからね。上沢(直之)とか。伊藤(大海)も勝ちが出ていないからね」と分析する。
そのうえで北山亘基投手やコナー・メネズ投手が結果を出したことに触れ、「なにげにワンチャンあるのは日本ハム」と話した。
■爆発力もあるけど…
日本ハムの力を評価している様子の里崎氏だが「もう何回も言うけど、良い選手はいっぱいいるんだけど、 単発じゃないですよねっていう。1年間結果を出せるかどうかが勝負だね。これができていけば、まあまあおもしろい感じになるかもわかんない」と注釈を入れる。
そして「爆発力もあるけども、やっぱりダメになる可能性も1番、正直」と指摘。さらに「今、取り掛からなければいけないのは先発」と力説していた。