プロレスオールスター戦で棚橋弘至&宮原健斗&清宮海斗の3団体ドリームトリオが実現 清宮「オカダ・カズチカしか視界に入らない」
『ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!』第1弾対戦カードが発表。清宮海斗は早速ツイッターを更新している。
新日本プロレス、全日本プロレス、プロレスリング・ノアの3団体によるプロレスオールスター戦『ALL TOGETHER AGAIN 元気があれば何でもできる!』6.9東京・両国国技館大会の第1弾対戦カードがALL TOGETHER実行委員会から発表された。
開催決定会見に出席した新日本の棚橋弘至、全日本の宮原健斗、ノアの清宮海斗がドリームトリオを結成し、新日本のオカダ・カズチカ、全日本の青柳優馬、ノアの拳王という異色トリオと激突する。
■猪木の言葉をサブタイトルに
2012年2月以来となる『ALL TOGETHER』の開催。
新日本の菅林直樹会長によると、「2020年、猛威を振るった新型コロナウイルスにより、日常は混沌と化しました。プロレス界も一時は大会中止や無観客試合に追い込まれ、そこからファンの皆様のご協力をいただきながら、制限のある中、一歩づつ日常を取り戻すべく歩んでまいりました。現在、政府の新型コロナに関する規制も緩和され、あと一歩で日常を取り戻すところまで来ていると言ってもよいのではないでしょうか。ここで、混沌からのリスタートという気持ちで、昨年逝去されました新日本プロレス創設者、アントニオ猪木さんの言葉、『元気があれば何でもできる』をサブタイトルに据え、追悼の気持ちも込めて」開催するという。
■世代を超えたドリームトリオ
対戦したい相手として棚橋は、「棚橋は「宮原選手と一回、全日本プロレスの大会で組ませていただいて、ちょっと元気の良さで負けたかなっていう悔しさがあるので、もう一回宮原選手と組んで『俺が! 俺が!』と勝負したいなと思います」と宮原とのタッグを熱望。
宮原は、「プロレスファンはどんな対戦カードが見たい、誰が組んでるところを見たいとか、そういうものでいろいろ動くんじゃないですかね?」と語ると、清宮は「隣りに座っていらっしゃる宮原さん、棚橋さんの言葉を聞いて、今もの凄く興味が湧いています」と棚橋と宮原を意識していた。
今回はそんな意向を踏まえた上で、ドリームトリオが実現した。棚橋が40代、宮原が30代、清宮が20代というのも面白い。
■拳王のリアクションにも注目
対するオカダは前IWGP世界ヘビー級王者として新日本を牽引。青柳は昨年の『チャンピオン・カーニバル』で最年少優勝記録(26歳6カ月)を達成しており、186cmと恵まれた体格から、投げ技や打撃を得意としている。
ノアの反体制ユニット金剛のリーダー拳王はこれまでGHCの各王座を戴冠し、今年は新日本1.21神奈川・横浜アリーナ大会ではL.I.Jと金剛のシングル5番勝負で内藤哲也と大将対決を展開。敗れはしたもののインパクトを残している。
オカダとのタッグで拳王がどんなリアクションを取るのか注目だ。