BreakingDown・行虎、“逮捕の瞬間”の動画に指摘 「犯人も人権はあるぞ」
BreakingDownでも知られる行虎が、“犯人逮捕の瞬間”として撮影された動画について言及。「自分に置き換えてくれ」と指摘する。
格闘技イベント「BreakingDown」にも出場しているラッパーの「69ニキ」こと行虎が9日、自身のツイッターを更新。東京・銀座で発生した強盗事件をめぐり、TikTokに投稿された動画について私見を述べている。
■高級腕時計100点以上が奪われる
きのう8日午後6時30分過ぎ、東京都中央区銀座の高級腕時計専門店に覆面姿の男3人が押し入った。男らは店員を刃物で脅すと、バールのようなものでショーケースを叩き割り、腕時計100点以上を奪ってワンボックスカーで逃走した。
その後、港区赤坂の路上でワンボックスカーが発見され、男4人が建造物侵入の疑いで逮捕されている。
■「犯人逮捕の瞬間」を撮影
SNSでは、現場に居合わせた人が、犯行の様子などを撮影したとみられる動画が投稿された。
その中には、「銀座の高級腕時計店に侵入した強盗犯の1人逮捕の瞬間」と書き添えて、多くの警察官に囲まれて取り押さえられた男が「痛い」と悲鳴を上げている様子を撮影した動画も。
■「自分に置き換えてくれ」と指摘
行虎はこの動画に言及し、「これTikTokで流れてきたが、確かに強盗は良くないことだが、犯人も人権はあるぞ。こういう投稿をすれば恐らく、やったほうが悪いとか言う奴いるけど、自分に置き換えてくれ」と指摘。
「集団が同じ考えだとそれが正解に見えるみたいだが実際そんなことないぞ。目を覚ませ日本」と訴えている。