身長を14センチ伸ばした31歳モデルが話題 整形手術で脚の長さを変える時代に
この手術はただ身長を伸ばすのではなく、低身長症や事故や病気によって変形したり失われた骨を修復するための手術だった。
整形手術は費用の相場も下がり、以前より手が届きやすくなった。「施術を受けた」と告白する人も増え、隠さない時代になったようだ。
だがあるモデルが行った手術に、「そこまでする?」と世間の人々は驚いている。アメリカの『NEW YORK POST』などの海外メディアが報じた。
■身長が183センチに
今、ドイツ出身のモデルであるテレシア・フィッシャーさん(31)が、大きな注目を集めている。身長169センチとモデルとしてはやや低めだったことから、脚を伸長すべく2回の手術を行ったという。
その結果、身長はなんと14センチも伸びて現在は183センチに。低身長をコンプレックスとしている人たちにとっては、まるで夢のような手術だ。
■痛々しい手術内容
手術は脚の太もも部分にある大腿骨を切断させるところから始まり、その部分に特殊なチタニウム製の釘が打ち込まれた。その釘を、磁石の力で3ヶ月間にわたり1日1ミリずつ伸ばすことで、身長がゆっくりと伸びていく。
希望により、脛や足首付近にも釘を挿入することができるという。しかしこの手術には脚の神経や筋肉、組織に「絶え間ない痛み」を引き起こすため、回復プロセスが予想外に長くなる覚悟が必要だそうだ。。
■費用総額は2100万円以上
気になる費用は希望の伸び幅で決まり、相場は7万ドルから15万ドル(約940~2,000万円)。テレシアさんの場合、フォローアップの投薬と理学療法も必要だったことから、総額16万1,000 ドル(約2,180万円)にも跳ね上がってしまった。
手術を決意したきっかけは、昔からのいじめ。「いじめっ子たちを見返し、劣等感を克服したかったのに、今は脚の伸長手術が原因でさらに悪口を言われているわ」と嘆いている。
■予想外のメリットも…?
術後にはかなりの痛みが伴ったことをメディアに打ち明けるも、「この手術を受けてハッピーよ。満足している」と話すテレシアさん。「じつはベッドの上でも役立っているの。脚が長く柔軟になって動きが良くなったみたい」と感じるそうだ。
近年、この伸長手術は「自分の外見に自信をつけ、恋人を見つけたい」といった男性からの要望が増えているという。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)