息子のため1億円かけて幼稚園を設立した父親 贅沢な溺愛ぶりに世間は…

息子を思い過ぎるあまり、自ら幼稚園を設立してしまった父親。SNSには「羨ましい」「甘やかしだ」など、さまざまな声があがっている。

2023/05/03 08:30

幼稚園・庭

親はわが子に不自由ない生活をさせ、できる限りのサポートをしてあげたいと思うもの。だがそれは、一歩間違えると甘やかしにもなってしまうため、バランスが難しい。

このたび、「息子のために」と思ってとった男性の行動が、物議を醸していることをシンガポールの『AsiaOne』などが報じた。


関連記事:矢口真里、長男の入園式写真を合成 「すっごい分かりやすい」もお気に入り

■息子にとって理想の園とは?

中国東部の江蘇省で暮らすリーさんという男性は、3歳の息子が4月から幼稚園に入園することになり、しばらく前から自分たちが考える「理想の園」を探していたという。

しかし、息子にとって「ここだ!」と思える幼稚園はなかなか見付からず、考え抜いた結果、「それなら納得の行く幼稚園を自分で設立しよう」との結論に至った。

関連記事:釈由美子、長男の卒園式で涙腺崩壊 「泣き腫らした顔で」撮影した写真披露

■遊び心あふれる園が完成

ついに先日、リーさんが理想としていた遊び心あふれる幼稚園が完成。大勢の職員、そして入園する園児たちで賑わう様子が動画で公開された。

2階から1階へは、園児だけでなく職員たちも滑り台でスルスルと降りることができ、トイレはワクワクするようなカラフルな内装に。スタイリッシュな園舎には、絵本もたくさん揃えた。

さらに、壁には自由に落書きができるパネルを備え、園庭にはフルーツの樹木を植えて、時期になるとみんなで収穫し食べることも可能だという。


関連記事:武井壮、保育園児虐待事件に管理体制強化を訴え 「善意に任せていたら無理」

■発想から完成までわずか7ヶ月

冬に厳しい冷え込みがある土地柄とあって、リーさんは「寒くて息子が風邪を引いたらかわいそうだから」と、全室に床暖房を完備した。

リーさんが幼稚園の設立を思いついたのは、じつは昨年のこと。4月の入園に間に合わせるべく、建設会社はたった7ヶ月で園舎を完成させた。建設費用は全額がリーさんの自腹だそうで、SNSで600万元(約1億2,000万円)の請求書を公開している。


関連記事:華原朋美、息子の保育園めぐる問題で蘇る“あの事件” 「2度と起きないでほしい」

■羨望と非難の声

学費は1学期ごとに3,980元(約8万円)がかかるにもかかわらず、申し込みを開始すると、入園を希望する園児と親で殺到。「こんなお父さんが欲しかった」と、リーさんの育児スタイルについて、SNSでは羨望の声があがった。

ただし「甘やかしすぎている」「単なる見せびらかし」という批判の声や、「息子のために今後3年以内に小学校を作らなくては」といった声も。良くも悪くも、その溺愛ぶりが注目を集めているようだ。

・合わせて読みたい→矢口真里、長男の入園式写真を合成 「すっごい分かりやすい」もお気に入り

(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ

【Amazonセール情報】ココからチェック!