前科のある男が同アパートの高齢者に嫌がらせ カレーや生卵をぶちまけ警察沙汰に

下の階で暮らす住人に嫌われ、ひどい嫌がらせに悩むようになった80代男性。前科もある相手の執拗な行動に、困り果てている。

アパート・マンション・ベランダ・洗濯物・布団

家族と暮らす男性宅のドアや窓に、男がカレー、卵、小麦粉などをまきちらした。怖くなった男性が警察に救いを求めるまでの経緯を、『AsiaOne』など海外メディアが伝えている。


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■下の階の男が嫌がらせ

シンガポールで暮らすリューさん(81)は、家族(妻・息子・息子の妻・孫2人)に囲まれて長いあいだアパート暮らしを続けてきた。

その暮らしが、昨年8月に激変。下の階で両親と暮らす30代の男がたびたびリューさん宅のドアに生卵を投げつけるなど、嫌がらせを始めたのだ。

「リューさん宅から響く騒音がひどい」と言われたため気を使ってきたリューさんだが、嫌がらせはエスカレートし、小麦粉やカレーを窓やドアにぶちまけられるようになった。

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■監視カメラも設置することに

困り果てたリューさんは、男の両親に会って嫌がらせについて打ち明けた。リューさんと男の両親は30年も同じ建物で暮らしており、仲は決して悪くない。男の行動について知った両親は恐縮し、「構わないから通報して」と勧めてくれた。

そこで、リューさんは監視カメラを設置。男の映像を警察に提出し、事情を説明して介入を求めた。


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■「危険を感じる」と困惑

リューさんはメディアの取材に応じ、「家族が料理をする音、また孫が走る音がうるさいと言われました」「でも孫も成長しましたし、家で料理することも滅多にありません」「なのにうちから響く音がうるさいと言われ困っています」と話している。

ひどい嫌がらせが続いているため、リューさんは身の危険すら感じるようになったとも話す。息子と嫁は仕事で日中は留守にするため、普段アパートにいるのはリューさんと老いた妻、そして孫だけなのだ。


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■男の親も困り果て…

一部メディアの取材に応じた男の父親は、男の交友関係に触れて「昔から悪い仲間とばかり付き合ってきたんです」と告白。

10年以上もまともな職についていないこと、また2015年には違法薬物絡みの犯罪に走って、2018年まで服役していたことも明かした。

また「(服役を経て)更生すると思ったのに、息子はさらに荒れました」「家の物を壊し、私たちに金銭を要求することもあります」「息子に困っており追い出したいと思っています」とも述べている。

ご近所トラブルがエスカレートし、殺人事件などに発展するケースもある。「怖い」「危険だ」と感じたら、迷わず警察に通報し救いを求めていただきたい。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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