野菜のプロが明かすシワシワ大根の蘇生法に驚き 「捨てなきゃ良かった」と後悔の声も…
野菜のプロが「ふにゃふにゃになった大根」の復活法を公開。意外すぎる内容を受けて「知らなかった…」と、驚きの声が続出しているのだ。
乱れた食生活を見直そうと、意識的に野菜を多く購入し、自炊に勤しむ現代人は決して少なくないはず。しかし慣れないうちは、野菜の調理法や保管方法に難儀するケースも珍しくない。
現在ツイッター上では、野菜のプロが紹介する「大根の蘇生方法」に、称賛の声が多数寄せられているのをご存知だろうか。
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■ふにゃふにゃの大根、じつは簡単に元通りに
今回注目したいのは「野菜のプロ」こと、青髪のテツさんが23日に投稿した1件のツイート。
投稿本文にてテツさんは「ふにゃふにゃになった大根を…」と溜めつつ、「捨てないでください!!」という注意喚起のシャウトを3連続で炸裂させている。「大事なことなので3回叫びました」的なノリなのであろう。
その後は「水分が抜けてしまっているだけで問題なく食べることができます!」「実際、両端をカットし半日水につけておくだけでここまでもとに戻ります」と続け、大根のビフォーアフターが写った写真を添えて、その復活法について紹介していたのだ。
■「今まで捨ててた…」と懺悔ツイート続出
奇跡の「復活劇」は多くの人々に衝撃を与えており、前出のツイートは投稿からわずか数日で1万件以上のRTを記録するほど話題に。
他のツイッターユーザーからは「スゴい、こんなに戻るんですね」「今まで泣く泣く捨ててたけど、今度やってみよう」「ここまでふにゃふにゃでも、ちゃんと復活するんだなあ…」といった具合に、驚きの声が多数寄せられていた。
なお、ツイート投稿主・青髪のテツさんは、10年に渡って青果店で野菜の仕入れ、販売、部下の育成を経験してきた人物。「消費者の方にもっと野菜を楽しんでほしい」という思いから日々、野菜に関する様々な情報を発信しているのだ。
そんなテツさんに今回のツイートの詳細について尋ねたところ、絶対に肝に銘じておきたい「思わぬ落とし穴」が判明する事態に…。
■あくまで復活するのは「食感」だけ
ツイート投稿の経緯について、テツさんは「野菜の情報発信を始めて、まだ食べられる野菜だったり、食べられる部分を捨ててしまっている方が多くいることを知りました」「少しでもフードロスを減らし、皆さんの節約にもつながる投稿を意識して続けている中で、今回のツイートを投稿しました」と振り返っている。
水に浸すだけで大根が復活するメカニズムについて尋ねると、テツさんは「大根に限らず、野菜の水分は少しずつ蒸発して失われていきます」と前置き。
続けて「大根の場合は季節や保存状態、元の状態にもよりますが、裸のままで3〜4日ほど置いておくとシワシワ(ふにゃふにゃ)してきます」「また、ほとんどの野菜は水やお湯に浸けるだけで水分を吸い、元の状態に戻ります」と、今回の原理を説明してくれたのだ。
しかし、前出の方法はあくまで「シワシワ」や「ふにゃふにゃ」の状態を戻すもの。そのため「鮮度が戻るワケではないので、早めに食べきる必要があります」とも注意を喚起している。
また「今回の大根の投稿はあくまで『シワシワになっているだけなら食べることができるよ』というもので、『水に浸けて元の状態に戻してから食べてね』というものではありません。ただ、サラダにしてシャキシャキとした食感の大根を食べたいのであれば、今回紹介した方法がおすすめです」とのコメントも得られたのだ。
ツイートに対するリプライの中には「水に浸すときに大根を詰めすぎると、膨張して抜けなくなるから注意!」といった声も散見されたため、こうした事態にも注意しておきたい。
テツさんのツイッターアカウントでは、今回のような「野菜の知識」を多数発信しているので、気になる人はぜひフォローしてみよう。