中古車販売店で陳列中の車から女性の死体 寝る場所を探し転々としていたか
遺体となって発見された女性について、「住処を失って日々転々としながら、中古車販売店に鍵のかかっていない車を見つけたのでは…」と伝えるメディアも。
自分がこの世を去る時、せめて場所だけでも選びたいと言う人は多い。だが、そこで「中古車販売店」を選ぶ人はいるだろうか…。
アメリカ・ノースカロライナ州でこのほど、まさかな出来事が起きてしまったことを『Fox8 News』『abc15 News』などが報じている。
■陳列していた中古車に死体
7日の昼、ノースカロライナ州ランバートン市のサウス・チペワにある「マクニール中古車販売店」で、陳列していた1台のジープの中から女性の死体が発見された。
911番通報により、ノースカロライナ州警察が現場へ急行。その後、死亡していた女性はミーガン・ロックリアさんであると特定された。
■2月中旬から行方不明に
ロックリアさんの遺体について、州警察は「発見時、すでに死後3週間ほどが経過していた」と発表。今年2月18日から行方不明だとして、家族から警察に捜索願が出されていたという。
死因を特定するため、遺体はローリー市にある医療保健機関「North Carolina Office of the Chief Medical Examiner」に送られ、現在も司法解剖が進められている。
■寝場所を求め転々と…?
一方で注目が集まっているのは、ロックリアさんが住む家を失っており、夜になるとジープに潜り込みベッド代わりにしていたという見方だ。
メディアによっては、「眠る場所を探して転々とし、中古車販売店に鍵のかかっていない車を見つけて乗り込むも、急な体調の異変でそのまま亡くなってしまったのではないか」と伝えている。
■市民に情報提供の呼びかけ
ランバートン警察署はその後、失踪後2ヶ月ほどロックリアさんがどこで何をして暮らしていたのか、誰かの家に身を寄せていたのかなど、市民に情報提供の協力を呼び掛けている。
なお、ロックリアさんがいつそのジープに入り込んだのかは把握できていない。陳列されている中古車の安全管理や防犯対策に、問題があったと指摘する声も少なくないようだ。
・合わせて読みたい→7メートルの蛇の腹に50代女性の遺体 悲惨な事態に近隣住民から不安の声
(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)