ひろゆき氏、大企業の契約社員と中小企業の正社員選ぶなら? 人事目線だと…
西村博之氏が、転職を検討している人にアドバイス。キャリア形成への考え方に「たしかに」と納得する視聴者も。
インターネット掲示板「2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)」創設者のひろゆきこと西村博之氏が23日、自身のYouTubeチャンネル『ひろゆき,hiroyuki』にてライブ配信を実施。大企業の契約社員と中小企業の正社員の評価について語った。
■正社員になることをオススメ
視聴者の質問に答えるひろゆき氏のもとに「契約社員です。退職金のない正社員として別会社に採用されました。小さい会社です。 今の会社は大手なので迷ってます。どちらをえらぶべきでしょうか」といった相談が届いた。
ひろゆき氏は、契約社員として好条件の待遇を受けられないのであれば「まずは正社員になっちゃったほうがいいと想いますけどね」との所感を述べる。
「正社員の履歴を作っといて、そっから転職したほうが、転職先いいのが選べたりするんですよね」と言い、正社員のほうが福利厚生が充実していることなどに触れて転職を勧めた。
■大企業勤めでも…
さらに、「人事として履歴書を見る側でいくと、別に大企業だろうと中小企業だろうと『あ、契約社員なのねハイハイ』っていうので、別に能力値が高いとはみなされないんですよ」と、契約社員である限りは大企業勤めであることはメリットにならないと話す。
キャリア形成のためには正社員の経歴を持っておくことが重要だと主張し「正社員で何年か働いて、次の会社に正社員で転職するっていうほうがいいんじゃないかなぁと思いますけど」と今後のプランをアドバイスした。
■その後の転職にも役立つ
その後も正社員になることのメリットを話すひろゆき氏。
「契約社員の場合って、与えられた仕事をやるだけで、会社の全体を見るっていうのはなかなか難しい」と業務内容に触れたあと、正社員の場合はさまざまな部署の人と関わるため「『会社ってこうやって回すんだあ』っていうところがわりと分かるようになるんすよ」と述べる。
「その経験を持ってほかの会社に転職すると、過去の会社での経験がむしろ役に立ったりするんすよ」と、正社員として得た知識がまた別の会社に移ったときに活かせると伝えた。
■視聴者が納得
ひろゆき氏の持論に視聴者からは、「たしかに元正社員の肩書きは強い」「なんだかんだで正社員はなっとくべきかもね」「ノウハウを学ぶんですね」と納得感を示すコメントが上がっている。