稲森美優、月島さくら、茜さやらが新藤かな候補を応援 「AV新法で炎上した際も助けられた」
「フリー素材の女王」として知られるモデルの茜さや、セクシー女優の稲森美優・月島さくらが、港区議選を戦う新藤かな候補を応援に駆けつけた。
23日投開票が行われる統一地方選挙の後半戦で、東京都港区議会議員選挙に無所属で立候補している新藤かな候補の街頭演説に、「フリー素材の女王」とも評されるモデルの茜さや、人気セクシー女優の稲森美優・月島さくらが駆けつけた。
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■新橋・SL広場で演説会
20日午後、JR新橋駅前・SL広場で行われた新藤候補の演説会。茜、稲森、月島は、以前からの友人であるというだけでなく、その政策への支持を強く表明。口々に新藤候補への感謝と期待を述べた。
豊満なバストと魅力的なルックスを武器にフリー素材モデルとして注目を集め、温泉取材やグラビアでも活躍している茜は、新藤候補と同じ29歳。その体型が理由で一部のフェミニストに攻撃された経験を語る。
「過激なフェミニズムによって傷つく女性たちがいることを理解してくれて、そこをどう変えるか具体的な提案と強さを持っている」と評価した。
■AV新法改正の動きも支援
昨年6月に施行されたいわゆる「AV新法」は、AV制作現場に関わる女優や製作者などの声がほぼ反映されず、当事者の生活や経済的な側面でも大きな影響が出ていることから悲鳴も上がっている。
稲森、月島らは、以前から法改正に向けて当事者の意見を載せたビラを配るなど活動を続けてきた。新藤候補は、AV新法の改正問題についても業界外から応援しており、夏のコミックマーケットでも一緒にビラ配りなどをしてきたという。
■「貴重な存在」と稲森
選挙の応援は今回が初という稲森。AV新法に反対する活動の中で炎上した際、新藤候補に助けられたという。
同法関連で政治家に陳情する機会はあったが「話を聞いてくれる政治家はいても、ここまで選挙活動などで発信してくれるのは貴重な存在」と語る。
ゲストとして訪れた3人は交代でマイクを握り、区内北部へのドッグラン新設など政策提言への支持を訴えた。
■逆風の中も「手応え十分」
29歳と若い女性でありながら保守の旗印を掲げているためか、アンチの声も少なくない新藤候補。
不適切な会計処理が厚生労働省による国会答弁でもあらためて確認された一般社団法人Colaboを支持する一派によるものなど、複数の「落選運動リスト」にも掲載されている。
また、落選運動との関連はまだ不明だが、告示前には大量の脅迫メールが届き、警察に被害届を出す事態にも。しかし、逆風の中での選挙戦ではあるものの、「手応えは十分」と新藤候補。
街頭では、グータッチをしていく市民やビラを読んでじっくり話を聞く人の姿も。卑劣な脅迫行為が報じられてからは、「一日だけでも」とボランティアスタッフを申し出る人や遠方からボランティアで駆けつけてくれる人もいるという。
港区議会議員選挙は定数34に対して57名が立候補しており、23日に投開票が行われる。
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(取材・文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)