堀江貴文氏、岸田文雄首相襲撃事件の勃発に「やっぱり」 過去の予想が現実に…
堀江貴文氏が、岸田文雄首相の襲撃事件に対し私見を述べた。安倍晋三元首相の殺害事件に触れ…。
■選挙演説の会場で事件
15日、岸田首相は衆議院補欠選挙の応援演説のため和歌山県・雑賀崎漁港に訪問。そこで円筒状の物が投げ込まれ、爆発音や白煙が起こる事件が発生。演説会場は騒然となったが、岸田首相にけがはなく、その後の千葉県での応援演説を行っている。
実行犯とされる木村隆二容疑者はその場で取り押さえられ、威力業務妨害容疑で逮捕。
一部メディアでは、木村容疑者が公職選挙法の定める被選挙権年齢や、昨年9月に実施された安倍晋三元首相の国葬決定に不服があったと報じられている。動機との関連性は調査中とのこと。
■「やっぱり出てきたなと」
堀江氏は、社会への不満を暴力行為で訴えたことについて、安倍元首相を殺害した犯人の山上徹也被告と重ね合わせる。
「まず模倣犯であることは間違いないし、前回安倍(元)首相が銃撃されたときに『模倣犯出てくるよ』って話はしましたけれども、やっぱり出てきたなと」とコメント。
堀江氏は昨年7月に安倍首相殺害事件が起こった際、YouTubeチャンネルで「安倍(元)首相が銃撃されたというのを見てですね、真似する人たちいるんで、くれぐれもみなさん気をつけてください」と政治家に向けて忠告していた。
■犯行動機に思案
さらに、安倍首相に批判的だった一部の人々が殺害事件を肯定していたことに触れ、「はっきり言ってあの人(山上容疑者)英雄になっちゃってるよね」と、問題点を指摘。
事件を起こした山上容疑者がもてはやされたことに木村容疑者は影響されたと推測し、「模倣すれば俺もヒーローになれんじゃねえかと、ワンチャン思った可能性っていうのは十分ありますよね」と、犯行動機について思案した。