子供が突然ガクガク… “熱性痙攣”が起こってしまった際の処置が話題
子供の熱性痙攣への対処で重要なことは…。知識の有無で「雲泥の差」との声が上がっている。
子供が高熱を出したときに起こることがある“熱性痙攣”がツイッターでトレンド入りしている。言葉は知っていてもいざ遭遇したら…。
■乳幼児に起こりうる“熱性痙攣”
4月、乳幼児は入園して初めての集団生活を送ることもあり、熱を出すことが増える時期でもある。これまで熱など出たことのない子供でも突然高熱を出し、焦ってしまうこともあるだろう。
そんな子供の熱に関して、とくに6ヶ月~5歳頃に起こりうるのが“熱性痙攣”(ねつせいけいれん)だが、これについてあるユーザーが動画を投稿したことで話題となっている。
■どんな症状?
熱性痙攣とは通常38°C以上の発熱に伴って起こる痙攣発作で、白目をむいて、全身が突っ張ったり、ガクンガクンと手足を震わせたりするというもの。
その持続時間は大抵5分以内(多くは1~2分)。実際に見るとかなりの衝撃で、我が子が痙攣しだすとほとんどの親はパニックに陥るという。
投稿された動画では子供がガクガクと震えている。しかし、投稿者は冷静に「横にして」「分数も見て。今何時?」と指示し救急車を要請し、驚くほど冷静に対処していた。
■重要なのは“動画に収めること”
そのような冷静な対処も重要だが、とくに何が重要かというと、じつはこの“動画を撮影する”ということ自体であると訴えた投稿者。
痙攣が起こったあと、医療機関に到着する頃には治まっていることも多いが、「痙攣の持続時間、回数、痙攣に左右差・部分的な痙攣がないかどうかなどをしっかりと把握」し、医師に伝える必要がある。しかし、慌てているときにしっかりと観察することは難しいため、動画に収めておくと医師も判断がしやすいそう。