2000万円かけ身長伸ばす手術をした男性 「激痛だったが彼女もできて大満足」
自分の身長が不満で、薬を飲んだり霊能力にも頼ったという男性。手術をした後は、「より自由に生きられるようになった」そうだ。
自分の身長に不満を持ち続けてきたアメリカの男性が、数年の間に手脚を長くする手術を2回も受けたという。
男性は『Mirror』や『NEW YORK POST』などの海外メディアの取材に対して、手術は高額だったうえに「耐え難い痛みを経験した」と語っている。
■身長を気にしてきた男性
アメリカ・ミネソタ州に住む現在41歳のモーゼス・ギブソンさんは、10代の頃から165センチという自分の身長にコンプレックスを抱いてきた。
靴の中に詰め物をし、インターネットで見つけた身長が伸びると謳う薬を購入したり、さらには霊的な能力を持つと話す人に身長を伸ばすよう頼んだこともあったが、そのどれにも効果はなかったという。
大学生になってからは、高価だが身長を伸ばす手術があるということを知り、それを目標に卒業後は必死で働いた。
■仕事を掛け持ちし貯金
モーゼスさんは、昼間はソフトエンジニアとして、夜はUberのドライバーとして休みなく働いた。優秀でやり手のエンジニアだったこともあって、たったの3年間で約1,000万円も貯めることができたため、2016年に身長を伸ばす手術を初めて受けることになった。
手術は過酷を極めたが、見事成功して8センチも身長を伸ばすことに成功したのだという。
■新たに大金を投じ手術
ところが、「もっと身長を伸ばしたい」という気持ちが膨らんだモーゼスさんは、2回目の手術を受けることを決意。先月、新たに約1,300万円を費やし、さらに5センチを手に入れた。
モーリスさんは、「2回目の手術では1回目よりも激しい痛みを感じた」と話す。現在、骨と骨の間には、身長を伸ばすための磁石でできた釘が打ち込まれているそうだ。
■「自由に生きられるように」
手術以前は、短パンを履くのも、全身写真を撮るのも避けていたというモーゼスさんだが、今では「より自由に、解放された気持ちで生きられるようになった」と語っている。
女性の前でも自信を持って話すことができるようになり、今では彼女もできたそうだ。
モーゼスさんの成功体験の一方で、複数の専門家が身長を伸ばす手術について懸念を示している。骨の形成が悪くなったり、血栓や骨折が発生する可能性があるというのだ。コンプレックスを解消する方法は人それぞれだが、十分に検討する必要がある。
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(文/Sirabee 編集部・広江おと)