愛する女性にHIV陽性を告白した男性の悩みが切実 「いつか捨てられるのでは…」
医療が進歩し普通に暮らせてはいるが、「HIVのせいで恋人に捨てられる日が来る」と悩んでいる男性がいる。
ある女性と出会い恋に落ちたものの、「病気のせいで、この恋は長続きしないのではないか」という悩みを抱える男性。その投稿が話題を集めた。
■HIV陽性の男性
海外で暮らす男性（32）は、HIV陽性という現実と向き合いながら前向きに生きてきた。半年前には素敵な女性（33）と知り合い、相手も同じ気持ちだったため、勇気を出して事実を打ち明けたという。
女性はひどく動揺したが、男性は医療の進歩もあって体調は管理できており、注意していれば感染の危険もなく、普通に暮らせる状態であることを丁寧に説明した。
女性は「ならあなたと付き合いたい」と言い、ふたりは交際を開始。そのうちに深い仲になったが、男性は女性に絶対に感染させないよう気をつけている。
■自信を持てない男性
交際は順調に続いているが、男性は「いつかは彼女も僕を捨てる」という不安がどうしても拭えない。過去には計3名の女性と付き合ったが、どの相手もいつの間にか連絡をくれなくなり姿を消したからだ。
「今の彼女もきっと同じだ」「いつかきっと去ってしまう」。そんな不安に苦しんでいる男性がイギリスのメディア『The Sun』の悩み相談コーナーに投稿し、助言を求めた。
■「不安に負けないで」と助言
悩みを受け付けた回答者は、「十分に理解していない人にとって、HIVはやはり怖い病気なのです」と説明。医療の進歩について理解していない人も多いとも話した。
また男性には「不安に負けて自ら関係を駄目にしないよう注意すべき」「事実を知りながら半年もあなたと一緒にいるのですから、自分から相手を追い払うようなことはしないで」と呼びかけた。
最近では、カップルでHIV検査を受ける人も増えているそうだ。好きな人と付き合うことになったならば、検査を受けておくといいだろう。
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（文／Sirabee 編集部・マローン 小原）
