「夫の連れ子との旅行が苦痛」と主張する女性 理由に世間は賛否両論
夫の連れ子である8歳の女の子を、旅行に連れて行きたくないという女性。「置いていかれたら傷付く」という意見も多い。
子持ちの相手との結婚は、その子供とうまく馴染み、家族として違和感なく適応できるケースもあれば、問題が生じてしまう家庭も…。今、そんな状況にある女性の書き込みが注目を集めていることを、イギリスの『Mirror』が報じている。
■幼い子2人の母親に
子育て世代が集う掲示板『Mumsnet』に、ある女性が「子持ち男性と結婚したのですが、ちょっと悩んでいます」と書き込んだ。
夫は数年前、現在8歳になるひとり娘を連れて女性と再婚。最近になり夫妻に実子が産まれ、女性は2児の母親になった。そんななかで家族旅行の計画が持ち上がったが、上の子だけ同伴しないことを検討中だという。
■旅費は女性が負担
育児休暇を1年しか取っていないうえ、実子はまだ小さく、飛行機もホテルも無料のうちに実現させたいと考えているという女性。しかし8歳の子を同伴すれば、旅費が約10万円アップするそうだ。
その旅費は女性持ちだといい、「8歳の娘を連れ回して『つまらない』『飽きた』と騒がれたら、かなりストレスになるのは想像がつく。残りわずかな育休を、のんびりとリラックスして過ごしたいんです」と説明している。
■8歳の娘は激怒して実母に…
しかしそのことを8歳の娘に話したところ、当然ながら激怒。旅行の予約が済んでいないにも関わらず、実母に事情を告げたことから大きく揉めてしまった。最初は上の子を置いていく案に賛成していた夫も、今では気持ちが揺れている様子だという。
自身がステップファミリーのもとで育った女性は、「旅行は実の親子で行く」が原則だったそうだ。そこで「お金を払うのは私なのに、この展開は納得がいかない。どう思いますか?」と掲示板の人々に意見を求めている。
■費用は誰が負担するべきか
これを読んだ人々の意見は、見事に真っ二つに。「あなたが今まで貯めたお金を、夫と前妻の子供に使うなんて」「連れて行くなら、旦那さんがその分を払うべき」との声があがった。
また「私自身がその子と同じ立場だった。でも母側の親戚が旅行に連れて行ってくれたから、『置いてきぼりにされた』と感じたことはなかった」と語る経験者もいる。
一方で、「8歳の子はその事情が理解できず、きっと傷付いている」などの意見も。そんななか投稿者の女性から「皆さんありがとう。私と実子の2人で行くことを考えています」との返信が。掲示板の人たちを、さらにハラハラさせる展開になってしまったようだ。
・合わせて読みたい→娘の友達がビーガンと知りつつ「肉料理を食べさせた」 ある母親の行動に賛否両論
(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)