フライパン、点火前に“絶対にすべきこと”があった これだけで長持ちするかも…
フライパンのふっ素樹脂加工を長持ちさせる方法が話題に。これは絶対にやっておきたい…。
包丁やまな板に並び、料理のマストアイテムである「フライパン」。焼く、煮る、揚げるなど様々な調理に使えて便利な道具だが、今「フライパンを長持ちさせる方法」が話題になっている。
■点火前にすべきこと
多くの注目を集めているのは、調理用品を取り扱う和平フレイズの公式ツイッターが投稿した1件のツイート。
投稿は「新生活でフライパンを新調した方も多いでしょう。ふっ素樹脂加工のフライパンを長持ちさせるひと手間をご紹介します」と切り出され、 「フライパンに油を入れてから点火する」 と紹介された。
フライパンにコーティングされているふっ素樹脂は、食材がくっつきにくくなり調理はもちろん手入れがしやすくなるのが特徴。一方で、高温になるとコーティングの劣化が起きてしまうため、空焚きや高火力での使用には注意が必要だ。
フライパンに油を敷いておくことで「急激な温度差から守ってくれます」と、長持ちするのだとか。
■ふっ素樹脂加工の寿命は…
なお、同アカウントでは過去投稿で「ふっ素樹脂加工の寿命」についてコメントしている。
「ふっ素樹脂加工の寿命を見た目で判断するのは難しい」としつつ、「一つの目安として餃子や焼きそばを作った際にこびり付く様になってきたら、ふっ素樹脂加工の寿命が近づいている可能性が高いです」と回答していた。
ふっ素樹脂のあるなしで使い勝手は大きく異なるため、点火前には油を入れて少しでも長持ちさせたいところだ。
■絶対にNGな行為も
また、過去には編集部の取材でフライパン使用後のポイントについて教えてくれた。
同社いわく「使用直後のまだ熱いうちに水をかけるなどして、フライパンを急に冷やすと製品本体の”収縮”が起きてしまいます。本体の変形や塗装面の剥がれにつながる恐れがあります 」とのことで、絶対にNGな行為なんだとか。
また、水につける場合は2分ほど時間を置いて冷ます、洗う際には表面の加工を傷めないよう柔らかいスポンジと中性洗剤で洗うというのも重要だという。いずれも特に難しくないため、忘れずにこなしていきたいところだ。