パスポートの証明写真撮影で「マツエク禁止」 注意された女性が泣く泣く抜くはめに
パスポートや免許証の証明写真を撮影する際、あまり知られていない注意点がいくつかある。二度手間にならないためにも事前に確認をし、備えておきたいものだ。
長く続いた新型コロナウイルスのパンデミックがようやく落ち着き、「今年の夏休みこそは海外旅行に…」と計画している人もいるだろう。
そこで今後パスポートを取得、もしくは更新する女性たちに気を付けてほしい事柄を、シンガポールの『AsiaOne』や『The Straits Times』が報じている。
■「そのまま」では承認されず
マレーシアに住むシャキーラ・マミーさんが、5日にFacebookに投稿した内容が世間の注目を集めている。
パスポートを更新しようと、ジョホールバルの交通管理局を訪れたシャキーラさんだったが、証明写真の撮影を担当する入国審査官から「そのお顔では承認されません」と告げられてしまった。
じつは、その数日前にまつ毛エクステ(マツエク)を施術したばかりだった。
■長すぎるマツエクはNG
「いくらなんでも長すぎます」と厳しく指摘され、シャキーラさんはトイレへ。付けたばかりのマツエクを、泣く泣く抜くはめになってしまった。
投稿には「管理局がすごい混んでいて、2時間も待ったのに、1本1本抜いてまた待ち続けるなんて。自まつげも一緒に抜けちゃったし、最悪すぎる…」とあり、すっかり落ち込んでしまった様子だ。
■女性に人気のマツエク
後日シャキーラさんは、ポニーテールにナチュラルメイクといった、かなり自然な姿で写真撮影にリベンジ。その写真なら受理されるだろうという。
印象的な目元に見せようと、日本でも施術する女性が多いマツエク。マスカラが不要になり、忙しい朝に短時間でメイクを終わらせられることも人気の理由だ。
ただし、毎月5,000~1万円ほどの出費となるため、シャキーラさんが落ち込むのもうなずける。
■NG事項は意外なものも
目元に影を落とすほど長いつけまつ毛やマツエクは禁止。これは意外にも、パスポート写真を撮影する際に注意すべきことがいくつかあるようだ。
まずカラーコンタクトはNG。ナチュラルに大きな目を演出する「ディファイン」も、外務省の規定で禁止されている。また長い前髪をはじめ、タートルネック、フード付きパーカー、大きなピアスも顔の輪郭を隠すとして許可されないという。
・合わせて読みたい→中尾明慶、10年前のパスポート公開 最新写真との比較に驚きの声
(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)