YouTuberがドッキリを仕掛けた人から返り討ちに 「自業自得」と世間は擁護せず
見知らぬ人を怒らせるようなドッキリを仕掛けるYouTuberに、人々からは「撃たれても仕方ない」とのコメントが寄せられている。
見ず知らずの人々にドッキリを仕掛ける動画を投稿しているYouTuberが、仕掛けた相手に撃たれた。『NEW YORK POST』や『kotaku』などの海外メディアが報じている。
■ドッキリ動画を投稿
タナー・クックさんは、YouTubeチャンネル「Classified Goons」を運営するYouTuberだ。現在の登録者は4万人で、人々にドッキリを仕掛ける動画を投稿している。
その内容は、見知らぬ人を携帯電話のカメラで録画したり、誰かが購入した商品を袋から持ち去ったり、さらに店員のフリをして客を騙すなど、人々を怒らせるものが多い。
■お腹を撃たれ搬送
そんなタナーさんが、アメリカ・バージニア州のショッピングモールで動画を撮影している際に、腹を撃たれた。撃った男はタナーさんがドッキリを仕掛けた相手だといい、どうやらそのことに腹を立てて発砲したようだ。
タナーさんはすぐに病院に搬送されたが、命に別状はなく順調に回復している。問題になったドッキリの内容は明かされていないが、タナーさんによると「ただの悪ふざけで、シンプルなジョークだった」という。
■「ドッキリはウンザリ」の声
発砲した男は複数の罪で起訴されており、来月から裁判が始まる。タナーさんは「この事件が原因でドッキリ動画の制作をやめるつもりはない」と話すが、報道を見た人々からは動画に関して批判的な声が寄せられた。
多くの人が、「撃たれたくないなら人に迷惑をかけるな。自業自得だ」「勝手に人を撮影するドッキリYouTuberにはウンザリ」「正直、彼(タナーさん)にはいい教訓になったと思う」といったコメントに同意しているようだ。
■過去動画にも批判殺到
タナーさんの過去のYouTube動画にも、報道を見た人々たちがコメントを寄せ始めている。動画内のドッキリの内容に言及し、「この動画を見ていると、撃たれても仕方ないと思う」とコメントする人もいた。
多くの人が、動画のために迷惑なドッキリやイタズラを仕掛けられることに苦言を呈している。自分の身を守るためにも、悪ふざけは他人を巻き込まないようにするべきだろう。
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(文/Sirabee 編集部・広江おと)