飛行機で脚を開いて座り隣席の女性から苦情 不満げな男性に厳しい意見が続々
体格のいい人にとっては、狭く感じられる飛行機内のスペース。それが原因でトラブルが発生し、とても嫌な気持ちに…。
飛行機で移動中、隣のスペースに脚が少々はみ出してしまった男性。そのせいで女性客と気まずい雰囲気になったというネット掲示板への書き込みに、『The Daily Star』など海外メディアが注目した。
■大柄な男性が飛行機を利用
海外在住の男性は非常に背が高く、飛行機での旅が苦手だった。座席前の空間がとにかく狭く、脚を閉じて座ると膝が前方の座席にのめり込んで痛くなってしまうからだ。
少しでも脚を楽にしたいと考えて、普段は搭乗前にストレッチするなど工夫しているが、先日は何もせずに搭乗。そのせいで席について30分後には脚を閉じていられなくなり、共用のアームレストのほうにまで脚がはみ出してしまった。
■脚が隣のスペースに
それでも意識してなるべく脚を閉じるようにしていたが、時間がたつにつれて脚はさらに開き、隣のスペースに侵入。そのまま2時間が経過した頃、隣の女性が客室乗務員を呼び止めて文句を言い始めた。
乗務員を相手に「この人の脚がこっちにまではみ出しているんです」とまくし立てる女性の様子に、男性はひどく狼狽えてしまった。
■気まずい雰囲気に
「自分のことを言われているんだ」とすぐに気づいたため、男性は隣の女性に声をかけて謝ろうとした。しかし完全に無視され、さらに気まずい雰囲気になってしまったという。
その後も無視され釈明と和解は不可能だったため、男性は最後まで黙って過ごすことになった。それがずいぶん不愉快だったそうで、経緯をまとめて掲示板『Reddit』に投稿し、ユーザーたちに意見を求めた。
■「男性が悪い」という意見も
投稿を読んだ多くのユーザーが、「男性に非がある」と判断。「はみ出すほうが悪い」「あなたは気づかず平気だったのでしょうが、隣の女性は2時間も我慢するはめになった」「ビジネスクラスを使ったほうがいい」と、厳しい意見を書き込んでいる。
その一方で、文句を言った女性について「客室乗務員に言いつけるのではなく、あなたに直接文句を言えば良かったのに」という声もあった。
飛行機などを利用する場合、隣に座る人にも配慮が必要になる。マナー違反で嫌な思いをさせないように、スペースについては十分に意識しておきたい。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)