和田アキ子、来年いっぱいでホールツアー撤退を示唆 「引退ではない」強調も
和田アキ子がホールツアー撤退を示唆。「歌手引退ではない」と注釈も。
8日放送の『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』(ニッポン放送)で、和田アキ子が来年いっぱいでの「ホールツアー撤退」を示唆した。
■満身創痍を告白
告白のきっかけはリスナーから「アッコさんの歌が大好き。お身体に気をつけ、いつまでも元気でいてください」という励ましのメールが寄せられたこと。
和田は感謝の言葉を口にすると「もう満身創痍ですよ。 去年から一応55周年イヤーで、今年はもう5月から全国を回ってるはずだったんですけれども、股関節の痛みがちょっと半端なく、下半身に力が入らないのと、ヒールを履いて動くっていうのも」と語る。
続けて「今も歩きすぎるとまた痛いんですよ。 杖を持って歩いてますけど、そこに右膝、股関節は左で。右膝に水が溜まって 。もう情けなくて」とコメントした。
■ホールツアーからの撤退を示唆
さらに和田は「おととい、マネージャーと足の水を抜いてもらう帰りに、このままでは終われないと。消化不良だから、一応10月にNHKホールを残してあるんですよ。それはホリプロが主催だったらしくて。ほかのとこは早くキャンセルしないと。だからポスターも去年のうちに撮ったのに全然活かせてなくて。 それをどうしてもやりたいっていうんで」と語る。
そして「来年は多分でも、ホールツアーは最後になると思うんです。ライブなんかでは歌ってるでしょうけど、 普通に行ってももう体力的にもね。 私の歌は張り上げる歌が多いんで。だからホールツアーを最後に全国を回って悔いのないようにね」とホールツアーの撤退を示唆した。
■歌手引退ではない
和田は続けて「来年56周年目に入っちゃいますけど、 55周年の終わりに1カ所だけやって、それで全国ホールツアーで。そういうことを考えると、なんか皆さんの顔が見えてくるみたいで、1人1人にちゃんと歌ってあげたい」とコメント。
そして「引退とか、もう歌わないということではないんですよ。ブルーノートは必ずやりたいと思ってますし」と強調した。
■不安定な状況
さらに和田は「だからそういうのを決めたから、泣いては『がんばろうな 』って言ったり『がんばろうな』のあとに、『つらいね』って言ったり。ちょっと今ね、不安定なんですけど」と胸中を告白していた。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)