人に相談しても… 約7割が「つらいことがあったとき」になりたいと思う状況
気持ちが落ち込んでしまったときには、どうしていたいと思うだろうか。
悩みがあるときには信頼できる人に相談して、気持ちを晴らそうとする人もいるだろう。一方で、つらいときには一人になりたいと考える人も多いようだ。
■約7割「つらいときは一人に」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で77.7%が「つらいことがあったときには一人でいたいと思う」と回答した。
■そもそも一人が好きなので
つらいときは一人でいたいと思う30代女性は、「落ち込んでいるときに誰かといても、楽しい気持ちにはなれません。それに暗い気持ちのせいで相手に不快な思いをさせてしまうのも嫌なので、私は一人で悩みたいと思っています。そもそも落ち込んでいないときでも、一人でいるのが好きなので…」と胸の内を語る。
他の人が落ち込んでいるときにもそっとしておくそうだが、「『誰かに寄り添ってほしい』と思っている人もいるでしょうから、判断が難しいところですね」と悩ましい気持ちも抱えているようだ。
■友達と一緒にいると楽に
悩んでいるときは人と一緒にいたいと思っている20代女性は、「仕事で嫌なことがあったときなどは、人に会いたい気分になるんです。愚痴を聞いてもらうこともありますが、誰かと一緒にいるだけで気持ちが晴れる気がして…。付き合ってくれる友達には、本当に感謝しています」と話す。
友達とはいい関係性ができているようで、「私ばかり頼っていては申し訳ないので、友達がつらい気持ちのときにはもちろん付き合いますよ」と話を続けた。
■本当は誰かを頼りたいのに
本当は誰かに頼りたい30代男性だが、「じつはかなりの寂しがりやで、つらいときとかは誰かがそばにいてほしいと思っています。たださすがにいい大人なので、そんなことで人を呼び出して振り回すわけにはいきません。仕方がないので、一人で抱え込んでいる状態ですね」と気持ちを語る。
一人暮らしなのも影響していると考えているようで、「家族と暮らしていれば、もう少しましなのかもしれませんね」とも話していた。
・合わせて読みたい→自分と比べてしまい 約6割が抱いた経験のある「人の幸せ」に対する負の感情
(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
調査対象:全国10代~60代男女1,000名