90年代に一世風靡したNECの人気キャラ、いまなお「現役バリバリ」で話題に

20~30年前に人気博したNEC「バザールでござーる」のCM。あのキャラ…じつはいまもしっかり活躍を続けていた。

普段、TVCMを見ているとそのサービスのマスコットキャラに妙な親近感を覚えることがないだろうか。

例えば「Dポイント」ポインコ兄弟、「ムシューダ」ムッシュ熊雄、一昔前なら「NTTドコモ」ドコモダケに「NOVA」のNOVAうさぎと枚挙にいとまがないが、そんな中、約30年前に生まれたあのキャラクターに再び注目が集まっていて…。

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■こ、このお猿さんは…!

NECの『バザールでござーる』

話題を呼んだのは3月28日に家電好きの一般ユーザーが投稿した一件のツイート。

「NECの『バザールでござーる』未だに現役だった 最新版のカレンダーつき壁紙まで配布してる」とコメントを添え、日本電気(NEC)CMキャラを長年務めていたバザール君(正式名称はバザール・デ・ゴザール)掲載のカレンダー壁紙画像をアップしたのだ。懐かしすぎる…!

この投稿は表示回数約41万回、約4,000リツイート、約5,000いいねと拡散されており、40代以上のPCファンたちに広く刺さったようだ。

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■90年代を代表するCMキャラに

バザール君が誕生したのは1991年。『ピタゴラスイッチ』『だんご3兄弟』などをその後手掛けた佐藤雅彦氏プロデュースのシンプルながら愛らしいビジュアルと、CM内で流れる「バザールでゴザ~ル~!」の合唱が心地よく、90年代には数多くのCMが放送に。

『バザール3兄弟音頭』なるCDや、絵本、ゲームなどの展開も果たし多くのファン獲得したのと同時に、NECのPC・ワープロ商品PRのために一役買った。ちなみに声はタケモトピアノCMでおなじみの俳優・財津一郎が当てている。

しかしいつの日かCMで見かけなくなり、記者同様、時代の移り変わりと共にバザール君の記憶が薄れていった人も少なくないだろう。


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■NECに聞いてみた

今回のバザール君目撃談、きっと30代後半以降の人にとってはハートウォーミングなニュースに映ったに違いない。記者は真相を確かめるため、NECの広報担当に取材を行った。すると、バザール君を使ったPR活動はCM終了以降もPC壁紙用コンテンツとして続いていたことが判明。

長い時を経て改めて話題になっている現状について感想を聞くと「(キャラを起用し始めて)今年で32年になります。今回話題にしていただき嬉しく思います。『バザールでござーる』を長きにわたり愛してくださる皆様に心から感謝いたします」とコメントをくれた。

今後のさらなる展開予定については「特にございません」との回答だったが、キャラがいつまでも活躍できる場所をしっかり用意してあげる愛情がそこからは感じられたのだった。

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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤

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