坂本龍一さんの長女・美雨が父を追悼 「世界一かっこいい憧れのお父さん」
坂本美雨は、龍一さんの人生を「濃密な美しい人生だった」と評し「ちっちゃくなってもう一度娘をやりたい」とも。
歌手の坂本美雨が5日、自身の公式インスタグラムのストーリーを更新。先月28日に亡くなった父で音楽家・坂本龍一さん(享年71)を追悼した。
■「世界一かっこいい憧れのお父さん」
美雨は1980年に、龍一さんと歌手・矢野顕子の間に誕生。夫婦は06年に離婚した。家族でありながら、常に龍一さんに憧れていて、近くも遠い存在だったと回想。
「父に会いに行くときは、好きなワンピースを着て、きれいな姿で会いたかった。私にとって父はそういう人でした。最期の日々も、そうして会いに行きました。世界一かっこいい、憧れのお父さんだから」と記した。
■これからの人生は龍一さんとともに
「今、ちっちゃくなってもう一度娘をやりたい。もっと甘えたり反抗したり迷惑をもっとかけてそれでもやっぱり大好きだと言って思いきり抱きつきたい。大好きでたまらない」と、あふれる思いを吐露する。
これからは、愛した亡き父とともに生きていくと強く決意。「私のなかにいる父が、私に美しいものをたくさん見せてくれ、生きる喜びを教え、この世を生きていく力と、立ち向かう強さをくれるでしょう」と、つづった。
■“新しい父”発見し喜び
「彼の人生は濃密な、美しい人生だったと思います」と評した美雨。
そんな龍一さんの人生を、世界中から寄せられているメッセージや写真を見て振り返っており「こんなにも様々なところで様々な人と笑い合ってきたんだなと知らなかった父を発見しうれしくなります。大好きな人のことをまだまだ知ることができて私はとても幸運です」と喜びも。
そして「坂本龍一を幸せにしてくれたすべてに、深く感謝します」とし、最後は「お父さん、ずっとずっと愛してます」と別れの言葉を伝えた。
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(文/Sirabee 編集部・RT)