侍ジャパン活躍で注目高まる日本野球 「日韓戦」に期待するか調べたら…

2009年にはWBC決勝を戦った日本と韓国。今回は1次リーグ敗退だった韓国だが、日本野球ともっと交流してほしい?

侍ジャパン

日本代表・侍ジャパンが決勝戦で米国代表を破り、14年ぶりの劇的な優勝を遂げた野球世界一決定戦「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」。

不調だった最年少三冠王・村上宗隆の復活、2刀流・大谷翔平の投打に渡る活躍と、日本中が虜になった。


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■かつてライバルだった日韓

一方、アジアでは日本に次いでプロ野球の歴史が古く(1982年創設/台湾は1989年)、出身選手が日本や米MLBでも活躍してきた韓国代表は、日本と同じ予選B組で5チーム中3位に沈み、3大会連続で1次ラウンド敗退となった。

日本との対戦では、日本が13-4と圧勝。先発のダルビッシュが2ランを打たれるなど先制を許したものの、吉田正尚のタイムリーなどですぐさま逆転。その後はソロHR1本に押さえ、コールド寸前の戦いぶりだった。

ただ、2009年のWBCでは決勝で日本と韓国が対決。延長10回表、2死2・3塁で絶不調だったイチローがヤクルトでも活躍した韓国の守護神・林昌勇を打ち崩し、優勝を決定づけたシーンはあまりにも有名だ。

かつてはたしかにライバルと目される時期もあった日本と韓国のプロ野球。お互いのレベルアップのためにも、さらなる交流はありえるのだろうか。ファンの期待について調べてみると…。

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■4割弱は「もっと交流を」

Sirabee編集部が、3月27〜28日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に日韓野球交流について調査したところ、全体の37.7%が「もっと交流してほしい」と回答。一方で、62.3%とその2倍近い人が「交流してほしくない」と回答した。

現状では日本より格下であり、すでに2年に1回開催されるアジア野球選手権大会(2019年は台湾、17年は日本が優勝)も存在するため、それほど期待度はないのかもしれない。

日韓野球


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■若い男性は期待?

ただ、今回の調査結果を男女・年代別で見てみると、期待度にはバラつきも。10〜20代男性では唯一5割を超え、53.5%に達している。

野球だけでなくサッカーなどにも親しんでいると思われる世代であり、さまざまなスポーツの日韓戦を見てみたい思いもあるのかもしれない。一方、30代男性では最も少なく、28.2%にとどまった。

女性では50代が48.0%と期待度が高いようだ。

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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2023年3月27日~3月28日
対象:全国10代~60代男女1,000名(有効回答数)

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