苦手な人が多数な中で… 約2割が持つ「新しい環境」に対する能力とは
今の環境を変えたいと思いながらも、現状維持を選んでしまう人も。
新しい環境に身を置く場合には、大きなストレスを感じる人が多いだろう。しかし一部には、新しい環境にすぐ馴染める能力を持った人もいるようだ。
■約2割「新しい環境にすぐ馴染める」
Sirabee編集部が全国の10代～60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で25.2%が「新しい環境でもすぐに馴染む自信がある」と回答した。
■人見知りをあまりしないので
新しい環境にもすぐに馴染めるという30代男性は、「自分はあまり人見知りをしないタイプなので、新しい環境でもすぐに馴染めるタイプだと思っています。もちろん最初の戸惑いとかはありますが、他の人よりは身構えることが少ない気がしていて…」と話す。
もちろん悩む部分もあるが、「仕事が変われば、やはり慣れるまで時間はかかりますよ。ただ転職などで一番苦労するのが、人間関係の構築だと思うんです。その辺りの悩みが少なくて済む性格で、自分ではよかったと思っているんです」と話を続けた。
■新しい環境が怖くて転職できない
会社の人間関係で悩む20代女性は、「職場の人間関係があまりよくないために、ずっと『転職したい』と心の中で思ってはいるんです。しかし転職すると、すべてのことを一からやり直すことになってしまいます。環境の変化が怖くて、踏み出せないでいるんです」と今の気持ちを語る。
さらには、「嫌な環境と思いながらも、変化よりは現状を選んでいる自分がいます。我慢してなんとか続けてられているのなら、まだましなのかもしれませんね」とも話していた。
■八方美人になってきている
ツイッターでは、「新しい環境とかでもすぐ馴染める人、まじでうらやましい」や「新しい環境にすぐ馴染める人、ほんとにその力を分けてほしい。自分なりに努力はしているけど、空回る」など新しい環境に馴染める人をうらやましく思う声も。
一方で新しい環境に馴染むのが得意な人からは、「ずっと2、3年サイクルで転居しているので、新しい環境にすぐ馴染める能力はついた。だけど、なんだろう？ 八方美人的になっているよね」と複雑な気持ちの投稿もあった。
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（取材・文／Sirabee 編集部・ニャック）
調査対象：全国10代～60代男女1,000名
