村上宗隆、WBCメキシコ戦・決勝打の心境を告白 「ネクストにいるときに…」
スワローズYouTubeにWBC戦士が出演。村上宗隆が語ったメキシコ戦の心境とは…。
東京ヤクルトスワローズ公式YouTubeに、同球団からワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場した選手が登場。現在の心境などを語った。
【動画】東京ヤクルトスワローズの侍ジャパン戦士がWBCを語る
■スワローズのWBC戦士が出演
村上宗隆選手・高橋奎二選手・山田哲人選手・中村悠平選手が出演し、WBCについて語った今回の動画。
中村選手は「本当に素晴らしいチームのなかで世界一になって本当に良かった」と語る。山田選手も「やっている僕らも感動したし、あらためて野球って良いスポーツだなと思わせてくれるWBCだった」と話す。
高橋選手は「大谷さんやダルビッシュ選手だったり、そういう人と野球ができて。僕たちもいろいろ経験して学べることがたくさんあった。そういったことをシーズンに活かしたい」とコメントした。
■村上選手の感想は…
村上選手は「今まで経験したことがないような球場の雰囲気だったり、とくにアメリカの球場でやったときのアウェイ感というか。そのなかでもチームJAPANとして日の丸の誇りを背負って、自信を持ちながらプレーをできたことが僕らのプラスになる」と語る。
そして「日本の野球のレベルの高さを見せつけられたので、これからもがんばって3年後のWBCに向けてがんばろうという思いになっています」と次回大会の出場に意欲を示した。
■メキシコ戦の心境を告白
その後話題は「印象に残った言葉」に。村上選手は「僕はメキシコ戦の9回ノーアウト1、2塁で僕がネクストにいるときに、やっぱりベンチの雰囲気とか代打バントが出ることを感じていた」と切り出す。
続けて「城石コーチが僕のところに来て『ムネ、おまえに任せたと監督が言っている』っていう。本当にあのシーンは印象に残っているいうか、忘れられないなって。あのときもう1回スイッチが入ったので。あの言葉は救われましたし、忘れられないですね」と話した。
■「当たる気もしなかった」
三輪正義広報から「正直、苦しかったですか?」と質問されると、「そうですね。あの試合も3三振していたので、全く当たる気もしなかった」と村上選手。
そして「その前の打席で感覚もよくて、次の打席だったんで。気持ちも入ったんで。良かったです」とコメント。
同広報に「村上ってこういうところで回ってくるんだなと思った」と声をかけられると「前のバッターが出塁めっちゃしてくれるんで」と話していた。