モスバーガーの新メニュー、客を本気で騙す 衣の中に隠された「幸せな嘘」とは…
モスバーガーから新しく登場するフィッシュバーガーは、魚不使用!?実際に食べてみると…。
■なぜ売れない…!?
24日より新しく発売されるのは、緑のバンズが眩しい「ソイシーバーガー 〜ソイのおさかな風フライ〜」(490円)…ん、ソイ?
実はこれ、大豆たんぱくを主原料とするだいたい魚を使ったおさかな“風”のメニュー。白身魚に近い風味やほぐれる食感、素材感を再現するためにかなりこだわったという。
もともと、モスでは代替肉を使用した「グリーンバーガー<テリヤキ>」(580円)を2021年から販売しているものの、思ったよりも売上が上がらず、「環境に良くておいしいのに、何が原因?」と悩んでいたとか。
今回はZ世代インフルエンサーである「Influencerz’」のメンバーたちとコラボし、Z世代に向けてアピールしていく。たしかにこういう新しくて楽しくておいしい商品、若い世代は好きそうだ…!
■見た目は完全に「普通」
実物を見てみると…見た目は完全にフィッシュバーガー。ぱっとこれを見せられても「ああ、大豆ね?」なんてわからない。めちゃくちゃキレイ。
割った断面は若干かまぼこやはんぺんっぽさがある。ここだけ見れば、魚じゃない! と気がつけるかも。
ちなみに上に乗せる別添のタルタルソースも卵不使用。そんなことできるんだ…。
タルタルソースをたっぷり乗せて、いざ実食。
■食べてもわからない!?
実際食べてみても、これが大豆とか全然わかんない。なにこれ。普通のフィッシュバーガーだし、普通のタルタルソースじゃん。何なら油っぽさが少なくて、フィッシュバーガーよりおいしいかもしれない。
いろいろ食べた上で、代替肉=そこそこおいしいけど、本物にはかなわない…と思っていたので衝撃だ。キャッチコピー通り「幸せな嘘に騙される」体験。言われなかったらわからないし、言われても「…? ソイ?? これ???」な気持ちになれる。
唯一の欠点は、普通のフィッシュバーガーより110円高いこと。ただ、プラントベースフードって“ちょっとお高い”傾向があるため、110円なら許される価格差かも。
一度食べてみたら「ソイ…?」と、気持ちよく騙されること間違いなしだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・たつき あつこ)