ダルビッシュ、あすのWBC決勝に向けて気合十分 「最高の試合で決勝へ」
あす22日のアメリカとのWBC決勝に向け、改めて結束を呼びかけたダルビッシュ有。ファンからは試合前の円陣に感動の声も。
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場中の野球日本代表・侍ジャパンのダルビッシュ有投手(サンディエゴ・パドレス)が日本時間21日、公式ツイッターを更新。あす22日に行われるアメリカとの決勝戦に向け、結束を呼びかけた。
■チームの精神的支柱
ダルビッシュ投手は、MLB所属のメンバーで唯一、2月に行われた宮崎での強化合宿からチームに参加。投手陣のみならず野手陣とも食事会を開いて交流するなど、チームをまとめ上げて精神的支柱となってきた。
きのう20日には、準決勝を前に大半の選手が参加した決起集会を主催。「会計ヤバすぎた」と冗談めかしながら、相当額の飲食代を負担したことをうかがわせていた。
■試合前の円陣で鼓舞
きょう21日に行われた準決勝で、ダルビッシュ投手は試合前の円陣で声出しを担当。
「侍ジャパン、控えめに言ってチームワークも実力も今大会ナンバーワンだと思います。このチームでできるのはあと少しで、きょうが最後になるのは本当にもったいないので、みんなで全力プレーをして、メキシコ代表をしっかり倒してあしたにつなげましょう。さあ行こう!」と呼びかけて鼓舞した。
■「最高の試合で決勝へ」
その言葉通り、日本はメキシコ代表に6−5で劇的なサヨナラ勝利。
ダルビッシュ投手は試合後にツイッターを更新すると、「最高の試合で決勝へ」と炎の絵文字を添えて気合を入れ、「みんなで1つになって勝ちましょう」と改めて勝利を誓っている。
■ファンから感謝や期待の声
ダルビッシュ投手のツイートに、ファンからは「試合前の声出しで涙が出ました」「円陣、最高でした!」「ここまで侍ジャパンを引っ張ってくださりありがとうございます!」と感動や感謝のコメントが届いた。
さらに、「あすの決勝も絶対に勝ちましょう」「世界一勝ち取ってください!」「最高のメンバーで最後の試合、勝ちましょう!」と勝利を願う声が寄せられている。