WBC準決勝の侍ジャパン逆転勝利に歓喜の声 鈴木福も感嘆「村神様えぐい」
WBC準決勝でメキシコから劇的な逆転勝利を収めた侍ジャパン。3大会ぶり3度目の世界一を目指す。
21日(現地時間20日)、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準々決勝・日本対メキシコ戦がアメリカのローンデポ・パークにて行われた。日本の逆転勝利に歓喜の声が殺到している。
■侍ジャパンが劣勢に
試合は3回まで両者無得点で進んだ。しかし4回表、先発で登板した佐々木朗希投手が左中間へ3ランホームランを浴びる。
日本はメキシコのピッチャーを攻めあぐね、6回まで無得点の状況が続いた。3点を追う中、7回二死1、2塁の場面で4番の吉田正尚外野手がライトスタンドへホームランを放つ。試合を降り出しに戻した。
同点に追いつくも、続く8回に2失点。その裏に侍ジャパンは犠牲フライで1点を得るが、1点差のまま最終回を迎えた。
■村上内野手がサヨナラタイムリー
9回から登板した大勢投手はメキシコに追加点を与えず、侍ジャパンの攻撃へ。
まず大谷翔平投手がツーベースヒットで出塁し、吉田外野手が四球を選んで無死1、2塁。一打逆転の場面で登場したのは、ここまで打撃不振でこの試合も4打席無安打だった村上宗隆内野手。
1ストライク1ボールからの3球目、センターへフェンス直撃の2点タイムリーヒットを放ち、侍ジャパンがサヨナラ勝ち。決勝戦へと駒を進めた。
■鈴木福「ここ最近で1番叫んだ」
劇的な逆転勝利で日本は歓喜の渦に包まれた。試合を見ていた芸能人もツイッターでコメント。
俳優の鈴木福は、「村上様ー!!!!!!!! やばー!!!! さいこー!!!!!!! やばい! 興奮」と感情が爆発。「村神様えぐい。ここ最近で1番叫んだ。笑」と興奮ぶりを伝えていた。タレントの高橋みなみも「家でガチ叫びした」と試合展開に絶叫したよう。
お笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介は、「よっしゃぁ〜〜!!! 最高 凄い試合。マジで面白すぎる。日本イェーーイ」と喜び、「あとは優勝だけだぁ」と望んだ。
■3度目の世界一へ
日本はあした22日(現地時間21日)、前回大会王者のアメリカと対戦。2009年以来、3大会ぶり3度目の世界一を目指す。
ツイッター上では、「ここまできたら優勝してほしい! 頑張れ」「チーム一丸で頑張って世界一の座を掴み取ってください!」など、期待の声が集まった。