ガツンとした苦味と香りがたまらない… 『犬吠BlackIPA』は一度飲んだらクセになる
「WORLD BEER AWARDS 2022」で受賞した『犬吠BlackIPA』『犬吠WhiteIPA』を飲んだら、想像以上に最高だった。
■国際的なコンテストで受賞
今回オススメしたいビールが、チョウシ・チアーズ株式会社が手掛ける商品の『犬吠BlackIPA』『犬吠WhiteIPA』だ。
国際的なクラフトビールコンテスト「WORLD BEER AWARDS 2022」の「IPA Black部門」で金賞、「IPA Speciality部門」で銅賞を受賞した商品とのことで、評判は上々。記者は今回が初めましてだったのだが、飲んだら想像以上に美味しくて驚いた。
■これはクセになる味わい
まずは、『犬吠BlackIPA』から飲んでみることに。グラスに注ぐと想像以上に色味は濃く、ローストされた麦芽の香ばしい香りが漂いいい感じ。
一口飲むと、多くのホップを使用するIPAならではのガツンとした香りと苦味が感じられ、その中に柑橘系の爽やかな香りがふわっと鼻を抜けていく。公式サイトには「柑橘ホップのコントラストが特徴」とあるが、まさにそんな印象を受ける。
コク深く、苦味もかなり強いのだが、なぜかくどくない絶妙なバランス。飲んだ後の余韻も心地よく…これは一度飲んだらクセになりそうだ。
■力強くも飲みやすい
続いて『犬吠WhiteIPA』を試していく。色味は美しい金色でつい、喉がゴクリと鳴ってしまう。
早速飲んでみると、先程の『犬吠BlackIPA』と比べるとかなりフルーティな風味で口当たりも滑らか。しかし、しっかりと苦味には芯があり飲みごたえがあると感じた。
なにやら、オレンジピールやコリアンダー等を使用しているとのことで、それにより独特のエステル香が演出されているよう。個性を持ちつつも様々なシーンに合うような飲みやすさで、今回の2種を飲んだことがない人は、まず『犬吠WhiteIPA』から試してみるのがおすすめだ。
■クラファンも実施中
なお、同社は現在千葉県銚子市垣根町に新しいクラフトビールの醸造所「銚子ビール藤兵衛醸造所-Choshi Good Beer Cafe」を設立するため、3月31日までクラウドファンディングに挑戦しているという。
成功すればこれまでの5倍以上のクラフトビールを提供することが可能になるのだとか。『犬吠BlackIPA』『犬吠WhiteIPA』のファンはもちろん、気になっているという人はチェックしてみてはいかがだろうか。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ステさん)