13歳弟が姉をメッタ刺しにして逮捕 動機は「お姉ちゃんがうざかった」
事件発生後に自分で通報するも、「泥棒が入ってきたんです」と嘘をついた弟。その日、親のいない家で何があったのか。
年の近い姉と弟が不仲に…? 弟がステーキナイフで姉に肺が潰れるほどの重傷を負わせていたことを、『ABC7 New York』『New York Post』など海外メディアが伝えている。
■逆上した弟がナイフを…
3月11日午後7時頃のこと、アメリカ・ニューヨークで暮らす少年(13)が自宅の台所で逆上。近くにあったステーキナイフを持ち、一緒に家にいた姉(14)に襲いかかった。
このとき姉は片方の肺が潰れるほど深く刺され、顔面、両脚、両腕にも裂傷を負って倒れ込んだ。事件発生時に家には8歳の弟もいたがそちらは無事で、両親は不在だったという。
■少年の嘘
通報を受けた警察官たちが現場に急行して姉の状態を確認したところ、命は助かり「弟に刺されました」と話すこともできた。すぐに病院に搬送され「状態が良くない」と伝えられたが、今は落ちついているもようだ。
通報したのは少年で、警察には「泥棒が入ったんです」と説明していたことも判明。それを受けて警察も家の中を入念に調べたが、何者かが押し入った形跡はなかったと報じられた。
■逮捕された少年
警察は速やかに捜査を開始し、少年の自宅から凶器となったステーキナイフを押収。身柄を確保された少年は犯行を認め、「お姉ちゃんがうざかった」と話しているという。
近所で暮らす人物は少年についてメディアに「自閉症なんです」「よく叫び声が聞こえていました」「でも本当に良い人たちで、これまでは問題を起こすこともなかったんです」とコメント。地域住民も、かなりのショックを受けていると話している。
■母親は「動機はわからない」
少年たちの母親(42)は事件の翌日にメディアの取材に応じ、「私は仕事中でした」「夫は休暇でバングラデシュに行っています」と説明。
また犯行動機については「私にも分かりません」「普段は仲が良いし、一緒に遊ぶこともあるんです」などと話している。事件を起こした後、怯えた様子だったという少年。普段の家族の様子や親子関係も含め、警察が慎重に調べを進めている。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)