ひろゆき氏、3年以上の兼業は「無能ってこと」 話題のスラッシュキャリアに持論
「ひろゆき」こと西村博之氏が、さまざまな仕事を掛け持ちすることに私見を明かす。共演者からの反論には…。
インターネット掲示板「2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)」創設者のひろゆきこと西村博之氏が、17日放送の『ABEMA Prime』(ABEMA)に出演。複数のキャリアを掛け持ちすることについて持論を展開した。
■「スラッシュキャリア」が話題に
今、一部のビジネスパーソンの間で「スラッシュキャリア」という働き方が注目を集めている。スラッシュキャリアとは、「エンジニア/デザイナー/マーケター」といったように、「/」で区切って複数の肩書を持つことを指す。
「1つの仕事が立ち行かなくなっても、別の仕事で補える」「仕事と収入を分散できればリスクヘッジにもなる」などのメリットがある一方で、「専門性が磨けない」「労働時間の増加」などのデメリットも。
番組ではこの働き方を取り上げて議論が行われた。
■長期間の兼業は「バカなんじゃないか」
ひろゆき氏は、「副業がうまくいくまでの間っていうのはいろんな仕事を持つっていうのは普通だと想うんすよ」と一定期間の兼業はアリだと述べる。
その上で、「でも3年とか5年とかいろんな仕事をやり続ける人って結局どれも儲かってない無能ってことだと思うんで、長期間スラッシュワーカーの人ってバカなんじゃないかと思ってる」と、兼業の期間を長引かせることは疑問視した。
■兼業での大成功は「見たことない」
その後、フリーアナウンサー・プロデューサーを兼業している国山ハセンが、掛け持ちする仕事の中から大成功するものが生まれる可能性があることなどを指摘し「むしろスラッシュあったほうがいいと思う」と反論する場面も。
これにひろゆき氏は、「スラッシュいっぱいで、めちゃくちゃうまくいった人見たことないんですよ。だいたい1点がけしてる人がうまくいくんすよ」との所感を伝える。
YouTuberではトークに特化した人が大成功していると言い、「動画編集もできるし、歌もうまいし、いろいろできる人で成功したのってほんとヒカキンさんぐらいしかいない」と、何かに特化している方が成功しやすいと述べ、複数のスキルを活かしてヒットする人は稀であると主張した。
■スラッシュキャリアは3年が上限
長期の兼業には否定的なひろゆき氏だが、「過渡期はいいと思うんですよ」と、3年程度のスラッシュキャリアには賛成の立場。
「何が向いてるか分からないし、世の中でウケる仕事が何かって調べるのはやってみないと分かんないんですよね」と、最適な仕事を模索する期間のために一時的な掛け持ちは必要だと語る。
3年ほどの間で注力する仕事を選ぶべきと述べ、「3年経って伸びないんだったら、6年経っても伸びないんですよ。それじゃ9年10年経っても変わんないじゃないですか」と、スラッシュキャリアを長引かせても成功のためには効果的でないという考えを示した。
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(文/Sirabee 編集部・栗原コウジ)