「ホホバオイル」使用レポート オイル美容におすすめのお気に入りを紹介
ブースターや乳液代わりなどいろいろ使えるホホバオイル。これ1本でスキンケアができる優れものを紹介。
ナチュラルなオイルを使った肌のお手入れ「オイル美容」でケアをしている人が増えている。乾燥肌な記者も愛用者の1人だ。
オイルに含まれる油分が肌の表面に膜を作ってくれてうるおいを守ってくれる。クリームよりもなめらかなテクスチャーなので、摩擦も少ない。顔だけではなく全身に使えるのも便利だ。
オイルの種類はいろいろあるが、水分を蓄える特性があるホホバオイルは、オイル美容にぴったり。そこでホホバオイルの特徴や使い方について実際に試した感想をお伝えしよう。
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■ホホバオイルとは
ホホバオイルは、ホホバの種から絞られる。ホホバの木は、アメリカ・メキシコにまたがるソノラ砂漠原産で、樹齢200年まで長生きする植物。砂漠のような水の少ない乾燥地帯もたくましく育つ木である。
15,000種類ある植物オイルの中でも主成分が液状ワックスエステルでできているのは、ホホバオイルが唯一とされる。ワックスエステルは人の肌の皮脂の成分にも含まれており、構造が似ているため肌馴染みがいいのが特徴である。
またホホバオイルは親油性で酸化しにくい点も使いやすい。
■スキンケア・ヘアケアなど使い道はいろいろ
少し黄色味がかった色。ホホバオイルにはクリアホホバオイルとゴールデンホホバオイルがあり、クリアは精製された透明なもの、ゴールデンは未精製・コールドプレス法で抽出されたものだ。ゴールデンの方が精製されていない分、ビタミンEやミネラルなどが豊富に含まれている。
匂いはまったくなし。またココナッツオイルなどは気温が25度以下になると固まってしまうが、ホホバオイルは気温が低くても液体のままだからすぐに使える。
スキンケアならブースターや乳液の代わりとして、またヘアオイルとして毛先につけたり、伸びがいいのでボディオイルとしてもぴったり。
記者はいつも化粧水をつけた後に1プッシュを顔に伸ばして乳液代わりに使っている。
ホホバオイルをつけてすぐの状態。浸透がいいのでベタつくこともなく2〜3分すればすぐに上からメイクも可能だ。
オーガニックなので、敏感肌や乾燥が気になる肌でも安心して使える。これ1本あれば、全身のケアができるため、旅行や出張などに行くときにもあれこれスキンケアアイテムを持ち歩かずに済む。
■ナチュラルな万能オイル
ホホバオイルは、化粧水の後の保湿以外にもクレンジングやオイルパックなどさまざまな使い道があって万能。複数の化粧品を揃えることを考えたらコスパもいい。
ぜひ毎日の全身のお手入れに加えみては?
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(取材・文/Sirabee 編集部・池田かおるこ)