日本人の8割超、ハードオフとブックオフを誤解していた 意外すぎる関係性に驚き…
日本人の8割以上がハードオフとブックオフの関係を知らなかったと判明。「ひっかけクイズ」を出してみると…。
「他人の空似」とは言ったものだが、他人とは思えないレベルで似通った「そっくりさん」に遭遇した経験はないだろうか。今回は、日本人の8割以上がハードオフとブックオフの関係性を誤解していた件について注目したい。
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■ハードオフ、ブックオフといえば…
ハードオフといえば、リユース品をお手頃価格で入手できることでお馴染み。特にパソコン、楽器、ゲームソフト等の品揃えには定評があり、店内を散策しているうちに夢中になり、気づけば数時間が吹き飛んでいる事態もザラである。
そしてブックオフは名前の通り、中古本を中心に取り扱っている全国チェーン。CMにて使用された「ブックオフなのに本ねぇじゃん」という印象的なフレーズが示すように、近年では本以外の買取・販売にも力を入れている。
名前はもちろん、看板ロゴデザインも非常に似ているハードオフ、ブックオフだが…これらの運営会社が異なることをご存知だろうか。
■「3択問題」に正解したのは…
今回は、全国の男女1,000名を対象として「運営会社が異なるチェーン」に関する選択式の調査を行なうことに。選択肢には「ハードオフ」「ブックオフ」「オフハウス」の3つを用意した。
すると、最も多かったのは「オフハウス」という回答で、全体の71.3%が選択。次いで多かったのは「ブックオフ」が16.6%、「ハードオフ」が12.1%という結果になった。
前出の通りハードオフとブックオフは運営会社が異なり、且つハードオフとオフハウスの運営会社は同じ。つまり今回の設問は、わずか2割未満が選択した「ブックオフ」が正答となるのだ。
■単なる「他人の空似」でなく…
とはいえ、ハードオフとブックオフに「関係がない」というワケではない。今回は続いて、ハードオフとオフハウスを運営する「ハードオフコーポレーション」に、ブックオフとの関係性について尋ねてみることに。
すると、同社とブックオフの運営会社「ブックオフコーポレーション」の創業者は友人同士のため、社名とロゴデザインが非常に似ていることが判明したのだ。
ちなみに、前出の調査結果をさらに細かく見ていくと、全年代の7割前後が「オフハウスだけ運営会社が違う」と回答している。
恐らく「ハードオフとブックオフのネームバリューが強すぎる」ことから、消去法的な理由で「オフハウス」を選択した人も少なくないだろう。
そこで、改めてオフハウスの特徴や魅力について尋ねたところ、ハードオフコーポレーションは「ハードオフグループでは、取り扱う商品によって店舗ブランドを分けております」と前置きしつつ、「オフハウスは家具・家電・衣料品・スポーツ用品・アウトドア用品など、生活用品全般を広く扱うお店です」との回答を寄せてくれたのだった。
1993年2月に1号店がオープンしたハードオフは、記念すべき30周年を迎えたばかり。ぜひこれを機に、ブックオフとの関係性についても覚えてみてほしい。
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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)