元恋人を執拗に刺して逮捕された女が謎の証言 幻覚で血迷った可能性も
「夢を見ていた」という証言のほか、幻覚を見ていたという話も…。性格は荒く、過去にもDVに及んでいたようだ。
19回も元恋人を刺した容疑で逮捕された女が、「人間ではない“何か”を見た」などと謎の証言を連発した。事件の経緯とその後について、『New York Post』などアメリカのメディアが伝えている。
■恐ろしい事件が発生
アメリカ・ウィスコンシン州で暮らすモーガン・ランドという名の女(21)が、2月18日におぞましい凶行に及んだ。
その日は子供の父親でもある男性が居間で寝ていたが、女はそっと忍び寄って19回もメッタ刺しに。通報を受けた警官隊が急行し確認したところ、返り血を浴びた女が泣きながら男性の傷に手を当て圧迫していた。
■夢と現実が曖昧に?
逮捕された女は事件を振り返り、「午前6時半に目を覚まし、赤ちゃんを居間に連れて行きました」と説明。「彼はそこにあるソファで寝ていました」「私は子供をベビーサークルの中で遊ばせてからベッドに戻ったんです」とも話した。
しかしその後、女は夢と現実の区別ができない状態に陥ったもよう。そのまま近くにあったハサミを持ち、眠っていた男性のそばに戻って襲いかかってしまったのだ。
■「何かを見た」という証言も
過去に何度も幻覚を見たという女は、「あの日も人間ではない“黒い何か”を見たのです」とも証言。「それが彼を襲おうとしたのです」「(だから彼を守るために)ハサミで刺したのですが、気づくと彼をメッタ刺しにしていました」と説明した。
なお女と男性は3年にわたって交際を続け子供にも恵まれたが、最近になって別れたばかりだった。
■被害者は「もう死ぬのだと…」
警察に事情を聞かれた男性は、「襲われて目を覚ましたんです」と説明。また女に「夢を見ちゃった」と言われたこと、「タオルを持ってきて」と頼んだところ「子供の親権を失うのはイヤ」と言われたことなどを明かした。
背中、両肩、胸部、顔面、そして両手にも怪我を負い、「もう僕は死んでしまうんだ」と覚悟したという同男性。女からは、過去にもたびたびDVを受けていたのだという。
愛していたはずの男性を半殺しにした女は、まもなく精神鑑定を受ける予定だ。
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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原)