映えを狙って待つ人も多く… 約4割が入るため「1時間以上並んだ場所」とは
苦労して入ったからこそ、大きな満足感を期待するが…。
■約4割「1時間以上並んで飲食店へ」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女1,000名を対象に「飲食店の利用」に関する意識調査を実施したところ、全体で37.9%の人が「飲食店に入るために1時間以上並んだ経験がある」と回答した。
■若い女性に多い理由
性年代別では、多くの年代で男性よりも女性の割合が高くなっている。
また男女ともに、年代が下がるほど増えているのも興味深いところだといえるだろう。
近年ではSNSの普及により写真映えするメニューを提供するお店に行列ができる傾向があり、それらのお店は若い世代に人気があるのかもしれない。
■並んで食べたけれど…
ラーメンを食べるために行列に並んだ20代女性は、「インスタで見たラーメンがおいしそうだったので、食べてみたいと思いました。そして友達を誘ってその店に行ってみたのですが、お昼ということもあり行列ができていて…。一瞬は迷ったのですが、せっかく来たので待つことにしました」と話す。
1時間半ほど待って、ようやく席に着くことができたのだが、「ラーメンはおいしいと思ったのですが、他の店との大きな差はわからず、1時間半待ってまで食べる意味はあるのかと思ってしまいました」と素直な気持ちを述べた。
■SNS時代で「映えを重視」
やはり写真映えを狙ったお店に人気が集まっているようで、「ラーメン店の行列は都会なら見慣れたものだが、おしゃれなコンセプトカフェっぽいものに女子の行列ができているのはSNS時代だなと感じた。映えを狙った写真が撮れそうなところが主に混んでいる」などのツイートも。
しかし一方では、「クロワッサン食べ放題の店。元は普通のパン屋だったんだけど、食べ放題をやり出してインスタとかで有名になったみたいで段々行列が伸びていっている。正直、味は…」と写真映えばかり重視する傾向に批判的な意見もあった。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)