ホワイトデー「バレンタインの3倍返し」は本当? 8割の声は…
ホワイトデーのお返しで悩むのは「何を贈るか」と「いくらくらいか」。かつて言われた「3倍返し」についても検証してみると…。
■かつては「3倍返し」説も
しかし、日頃からスイーツに親しんでいる女性と比べて、男性の場合はそもそも甘いものが苦手な人も多い。女性が喜ぶお返しランキング1位は「圧倒的フィナンシェ」というデータは先日紹介したとおりだ。
また、バレンタインデーにもらったものが「いくらくらい」で「どんな価値があるものなのか」がわからない男性も少なくないはず。
かつてバブル時代には、「ホワイトデーは3倍返し」なる俗説が雑誌などで紹介されたことも。しかし、男女の賃金格差も縮小しつつあり、非正規雇用なども含めて働き方も多様化しつつある今、お返しはいくらくらいが適切なのだろうか。
■8割が「バレンタインと同額」
Sirabee編集部が、3月3〜6日にかけて全国10〜60代男女1,000名を対象に調査したところ、79.5%と圧倒的な支持を集めた意見は「もらったものと同額くらい」だった。
バブル時代の「3倍返し」の呪縛があるためか、「バレンタインの2〜3倍」と答えた人が13.4%。「半額」派が6.6%で、「5倍程度」との回答はわずか0.5%となった。
■女性は「半額派」も1割
「3倍返し」も今は昔、圧倒的多数が同額のお返しを支持していることが明らかとなったホワイトデーだが、男女の意識差はあるのだろうか。
じつは、「バレンタインと同額」と考える人は男性より女性に多く、81.9%にのぼっている。男性では「2〜3倍」派が18.7%も存在するが、女性ではその半分以下。
また、バレンタインの半額程度とあまり期待しない人も、女性では男性の約3倍で9.7%に及ぶ。
近年、高級化が進む本命チョコに対して、スイーツに詳しくない男性が「価値はわからなくても、少しでもお返ししてくれたら…」と諦めムードなのかもしれない。
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)