恋人の局部を切りつけた女が逮捕 「猥褻写真や動画をバラす」と性行為を強要され
蛮行は脅しへの恐怖や怒りによるものなのか、それとも容疑者のなかの猟奇性によるものなのか。
このほどインドネシアで、女が恋人に対し思わぬ傷害事件を起こしたことを『The Straits Times』が伝え、『NEW YORK POST』『Asia One』『NZ Herald』など世界のメディアがそれに続いている。
■交際7ヶ月で口論もなく…
北スマトラ州シボルガ市のあるホテルで2月25日、女が交際7ヶ月の彼氏の局部を刃物で切り落とすという事件が発生した。
警察は重傷を負った男を28歳の「OG」とし、加害者の女についても「AST」とイニシャルのみ明らかに。「喧嘩が絶えないといった話は聞いていない」と説明している。
■裸の写真や動画で脅迫
OGは、性行為が目的でホテルを予約していた。だがAST容疑者は「今日は気分が乗らない」と言い、応じようとしなかった。
OGはそれに腹を立て、「拒むならエッチな写真や動画を世間にバラすぞ」と脅迫。容疑者は仕方なく性行為に応じる気配を見せたが、そのときすでに、全く別の感情に支配されていた。
■シャワーを浴びるタイミングで
身柄を拘束されたAST容疑者は、警察に「写真や動画を理由に性行為を強要され、激しい怒りを覚えた。シャワーを浴びようとOGがバスルームで裸になったところで、所持していたナイフを手に犯行に及んだ」と説明した。
OGは股間からの大量出血と激痛で、うめき声を上げながらホテルのフロントに助けを求め、近くの大きな病院に運ばれた。現在も集中治療室にいる。
■両者の言い分を確認する必要
AST容疑者について、シボルガ警察は「OGへの事情聴取が済んでいない。両者の言い分を確認する必要がある」として、まだ起訴には至っていない。
排尿と性的な機能を担うペニスを切断するという蛮行は、脅しへの恐怖や怒りによるものなのか、それとも容疑者のなかに潜む猟奇性によるものなのか。そちらも見極めなければならないようだ。
・合わせて読みたい→性的映像をネタに宿泊客を恐喝した男2名が逮捕 ホテル客室にカメラを仕込み…
(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)