Rー1グランプリ「やらせ疑惑」、元司会者・宮迫博之が騒動に言及
やらせ疑惑が取り沙汰された「R-1グランプリ」。元司会者の宮迫博之が、過去の経験から「リハーサルで仮にこんな感じになります」と疑惑を否定した。
お笑いタレントの宮迫博之が6日、ネットで物議を醸しているピン芸人日本一決定戦「R-1グランプリ」のやらせ疑惑についてTwitterで言及。同番組の元司会者の経験を踏まえた上で、「ただの偶然」と疑惑を否定した。
■やらせ疑惑の経緯
4日夜に生放送された「R-1グランプリ」。ピン芸人ナンバーワンの座を狙いエントリーした3,537人の中から、見事栄冠に輝いたのは新感覚フリップ芸で会場を一気に沸かせた田津原理音だった。
ネットで物議を醸したのは番組冒頭、1番目に登場したYes!アキトの採点シーンだ。審査員の採点が終わり、合計点数として「Yes!アキト 456点」と暫定1位の枠に表示されたのだが、その直前に一瞬「田津原理音 470点」という表示がエラーで出てしまう。
■ネットでは賛否の声
1秒も経たないうちに表示は正当なものに変わったが、その後7番目に登場した田津原が470点で優勝を決めてしまったとあり、ネット上で「やらせ」「どういうこと?」「出来レース」と番組を批判する声が上ってしまったのだ。
一方で、バカリズムや小籔千豊ら個性派芸人が審査員を務めていたことから「説得できるスタッフなど存在しない」「あの審査員達がやらせに加担するようには思えない」「リハ時の点数が出ただけ」とフォローする声も多くある。
■宮迫博之「分かります」
そんな中、2019年放送まで司会者を務めていた宮迫。6日、過去の収録時を振り返りつつ、「ずっと司会をさせて貰ってたので、分かります、リハーサルで仮にこんな感じになりますで点数を出すんですがその画像がたまたま残ってただけ」と制作サイドの単純ミスであるとTwitter上で自論を展開した。その上で、「ただの偶然です」と疑惑を徹底否定。
お笑い芸人・有吉弘行も5日、ラジオで「やらせやる意味がないよね。偶然としか言いようがないわな」、「あの辺のメンバーが(やらせ強要に)『はい』って言わないだろ。『じゃあやめます』ってなる」とネットで話題を呼んだ今回の騒動を一笑に付していた。
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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)