「求婚は男性から」の考えは古い? 性役割に関する投稿に賛否両論

男性と女性のそれぞれに期待される役割のうち、求婚はどちらがすることが望ましいのか。性の役割についての議論が活発化している。

恋人・夫婦

「この人と結婚したい」と考えた女性から男性にプロポーズし、大成功。そういうケースは確かにあるが、「結婚の申込みは男の仕事」と考える人も少なくはないようだ。性の役割に関するある投稿に、『The Mirror』など海外メディアが注目している。


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■結婚を望んだカップル

海外で暮らす女性には愛する男性がおり、少し前にはお互いに結婚も意識するように。話し合って「いつか結婚しよう」とも決めてあった。

だが女性は、待つのがとても苦手なタイプ。そこでじっくり考えて男性とも話し合い、「そのうち、私のほうからあなたに求婚するね」と伝え、理解してもらった。

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■訪れた求婚の瞬間

そんなある日、仕事も終わって家でくつろいでいる時に女性は「今だ」と決心。思い切って「結婚してください」と言ってみたところ男性は喜び、感極まって涙まで流した。

その後はいつものように好きなテレビを一緒に見て、翌日も普段どおりに出勤。大興奮という雰囲気ではなかったものの、二人にとっては特別な日になったそうだ。


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■意外な反応に驚き

愛する男性に「Yes」という返事をもらい、婚約を成立させた女性。さっそく関係者に経緯を話したところ、あがったのは「おめでとう」という祝福の声ばかりではなかった。

「あなたが求婚したの? ダメじゃん」と批判する人もいれば、「彼は男気をくじかれた気分なのでは…」「ゲンナリしたのに気持ちを隠しているんだと思う」などと言われ、女性は驚いた。

そこで人気掲示板『Reddit』に経緯を書き込み、ユーザーたちの意見を募ることにした。


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■人々の反応はさまざま

「私たちにとってはベストなことだった」と考えたという女性の投稿を読んだ人からは、「私も夫に求婚した」といったコメントが噴出。

しかし「私のほうから彼氏に求婚したけど、『No』と言われた」「『君に求婚されたせいで、俺の男らしさを踏みにじられた気がする』と言われてしまった」と書いている人もいる。

求婚は男性が女性に対し行うものというイメージは根強いが、「ジェンダーは無関係」という声も増えている。ただ「彼がひざまずいて指輪を差し出す瞬間に憧れる」という女性が多いのも事実なのだろう。

カップルの形や価値観はそれぞれだけに、当事者たちにとって思い出に残る求婚になれば何よりだ。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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