冒険家の男性がサメの胃袋から遺体で発見 旅先で行方不明になっていたが…
釣り上げたサメの腹から人間の遺体が? 帰りを待つ妻の呼びかけもむなしく…。
オフロードバギーで旅に出たまま行方がわからなくなっていたアルゼンチンの男性が、サメの胃袋の中で死亡しているのが見つかった。『The Telegraph』『Buenos Aires Times』などの海外メディアが報じている。
■でかけたまま行方不明に
3人の子供の父親であるディエゴ・バリアさん(32)は2月18日、アルゼンチン南部のチュブ州の海岸線に沿ってバギーを運転していたのを最後に、消息を絶った。
妻であるバージニアさんは、彼女のFacebookにてディエゴさんに連絡を送るよう呼びかけた。しかし、メッセージが返ってくることはなかったという。
■バギーとヘルメットが見つかる
その2日後、ディエゴさんが乗っていたバギーがロカス・コロラダス近くのビーチで破損した状態で見つかり、そばには彼のヘルメットも落ちていた。
そしてさらに数日後、地元の男性2人が釣りに出かけたところ、釣り上げたサメの体内からディエゴさんと思われる人物の遺体を発見したという。
■釣り上げたサメの中から…
彼らは3匹のサメを釣り上げ、そのうちの1匹を食べるために腹を切り開いたところ、胃袋から人間の遺体が見つかった。消化しきっていなかった遺体の腕にはバラの入れ墨が残っており、これがディエゴさんの入れ墨と一致していたため、特定につながったという。
また遺体はのちにDNA鑑定を受け、ディエゴさん本人であることが確認されている。
■気を失いサメの餌食に
警察によると、釣りやアウトドアに熱中していたディエゴさんは、バギー運転中に事故を起こし、意識を失っている間に海に落ちたと考えられている。
彼が行方不明になった週末は強い高潮があった事が判明しており、海に落ちたディエゴさんはその後、体長1.5メートルほどのサメの餌食になったようだ。
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(文/Sirabee 編集部・びやじま)