コロチキ、“出待ち”が多い芸人をリサーチ 「キャーキャーっていうより…」
コロコロチキチキペッパーズより前の世代のお笑いファンは渋すぎてまるで「刑務所の慰問」だった…?
お笑いコンビ・コロコロチキチキペッパーズのナダルと西野創人が3日、コンビの公式YouTubeチャンネル「コロコロチキチキペッパーズの『よろチキチャンネル』」を更新。出待ちが多い芸人をリサーチするも…。
■“出待ち”が多かった芸人とは
コロチキの2人が歴代で出待ちファンが1番多い芸人をリサーチするという内容の動画。
「8.6秒バズーカー」「やキングコング」など、熱狂的なファンが多かった芸人の名前を挙げ、当時のファンの熱量を振り返る。さらに先輩芸人にも電話をかけ、若手時代に人気があったお笑い芸人についてリサーチしていく。
■劇場でのトップ組が『M−1』決勝に
先輩芸人であり、『M-1グランプリ2017』(ABC・テレビ朝日系)優勝コンビ・とろサーモンの村田秀亮に若手時代について問いかけるが、当時のファンは「キャーキャー」という雰囲気ではなかったと語る。
「笑い飯」「千鳥」「麒麟」が劇場でのトップ組だったという当時、『M−1』が始まりいきなり麒麟や笑い飯が決勝に勝ち進むなど「『キャーキャー』っていうような雰囲気でも全然なくなってきて…」と当時を振り返った。
■人気がある奴はダサいという風潮
当時の劇場は「男の人めっちゃ多かったし、『人気ある奴ダサいな』みたいな」雰囲気があったという。
そのひとつ前の世代では、ランディーズ、キングコング、ロザンの3組で結成されたダンスユニット「WEST SIDE」の人気がすさまじく「ジャニーズ見に来てるくらい」「うちわ持ってたりとか 『キャーー!!』って言うねん出てきたら」という状況だったと回顧。
しかし、自分たちの世代は「マジでお客さんが刑務所の慰問みたいに…」と言葉を濁し、キャーキャーとは対極の雰囲気だったと伝えた。
■「NON STYLE」だけは…
出待ちするような状況ではなかったと語る村田にだが「NON STYLE」だけはしっかりと客を呼んでおり、「ワーキャー」のお客さんが多かったという。
「出待ちもおったんちゃうかな?」と村田は振り返ったが、コロチキの2人は、当時についてコアなファンが多く出待ち人気の芸人が少なかったと締めくくった。