ペットショップで出会った「トイプードル」がみるみる成長 全く別の犬種と判明
トイプードルではなかったものの、犬は女性にすっかり懐き、愛情深く育てられている。
ペットショップで出会った子犬につぶらな目で見つめられ、あまりのかわいらしさに連れて帰りたくなるという人もいるだろう。このたびそんな思いをした女性に起こった悲劇の話題を、『The Sun』や『DAILY NATION TODAY』などの海外メディアが報じている。
■「純血のトイプードル」
このたびフィリピンのアナ・カサンドラ・ガルシアさんという女性が、「anacasandragarcia」のアカウント名でTikTokに1本の動画を投稿した。アナさんは約2ヶ月前、マニラにある大型ショッピングモール『チェンデシタス』内のペットショップに立ち寄ったという。
そこでは、「純血のトイプードル」と表記された子犬が、1万5,000フィリピン・ペソ(約3万7,000円)で売られていた。
■中型犬の大きさに
アナさんは思わず一目惚れし、購入を即決。子犬をそのまま自宅へ連れて帰ったが、やがてとんでもない変化に気づいた。その子はみるみる大きくなり、中型犬ほどに成長し、雑種であることも判明したのだ。
トイプードルの平均的な体高は、24~28センチ。体重は2~5キロと言われている。10キロを超えれば中型犬、25キロからは大型犬だ。
■世間からは「かわいい」の声
動画を見たユーザーからは、「それでもかわいいワンちゃんね!」「トイプードルは子犬の頃からクルクルなカーリーヘアよ。そこに気付くべきだったと思う」など、さまざまな反響が寄せられた。
「返品しないの?」「店舗に苦情を言うべきでは?」といった声もあがったが、アナさんの恋人とともに外で楽しそうに遊んでいる数ヶ月後の動画もあり、引き続き愛情深く育てているようだ。
■アノ動物を犬と勘違い
2018年には中国で、どこからか拾ってきた「子犬」を家族とともに2年にわたり育てていた、スー・ユンさんという女性が話題となった。
毎日バケツ2杯の果物と麺を食べ、みるみる巨大化していくことに不安を感じたスーさん。当局に動物の検査を依頼したところ、絶滅危惧種のツキノワグマであることが判明し、ただちに野生動物保護センターに保護されたという。
■トイプードルとは全く別犬に
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)