「私の名前は母の不倫相手の名」 恥じる女性に世間から励ましの声
「どうか乗り越えて、幸せを手にして」といった言葉が寄せられた。
両親から捧げられた名前によって、周囲から褒めてもらえたり、はたまたからかいの対象になったりもする。ある女性が自分の名前の悩みを掲示板に打ち明け、世間の関心を集めていることを、イギリスの『Mirror』が報じた。
■父親は既婚男性
海外の人気掲示板『Reddit』に、アメリカに住む女性が「私は自分の名前を恥じています」と書き込んだ。現在34歳だというその女性は、ナイトクラブで働いていた母親が21歳の時に、経営者だった既婚男性との間にできた子供だった。
男性は幼少期もたびたび自宅を訪れ、一緒に遊んだり食事をしたりして、3人で楽しい時間を過ごしていたそうだ。
■不倫相手の名前を女性に…
しかし、母親は女性にその男性の名前を付けた。女性は「男っぽい名前のせいで、学生時代は周囲にからかわれたうえ、『不倫相手の名前』という事実にも恥じらいを感じています」と明かしている。
ほどなくして男性は海外で新たな仕事を始めるため、妻と一緒にアメリカを離れ、連絡は途絶えてしまったという。
■継父ともなじめず
その後、母親は新たに出会った男性と恋に落ちて結婚。女性の継父になったものの、「私はどちらの男性も父親とは考えていません。継父もまた、私のことがあまり好きじゃなかった」とつらい過去を打ち明けた。
そして掲示板の人たちに「私はすべてを受け入れるべきなのでしょうか」と意見を求めると、コメント欄にはたくさんの共感や励ます声が寄せられた。
■異性名で悩む人は多い
ある人は「私の名前はユニセックスで、男性によくあるあだ名で呼ばれていたわ。周囲には『本当の名前は何なの?』と聞かれ、ずっとつらかった」と告白している。
「女性っぽい名前が嫌で、結婚を機に名前を変更した」という人もおり、由来が不倫相手であることも含め、思い切って変更手続きを勧めている。さらには「無理してすべてを受け入れる必要はない」との声も多く、「どうか乗り越えて幸せな人生を」といった励ましも寄せられている。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)