デヴィ夫人、カンボジア暗黒時代を物語る施設を訪問 「生きては帰れない…」
カンボジアのトゥール・スレン虐殺博物館に足を運んだデヴィ夫人。極めて残虐な行為が行われていたというそこで…。
タレントのデヴィ夫人が1日、自身の公式インスタグラムを更新。カンボジア訪問で、かつての“政治犯収容所”に足を運び、そこで見たものをつづった。
■「トゥール・スレン虐殺博物館」へ
平和活動や社会貢献に積極的なデヴィ夫人。2月24日の投稿では寄付を通じてカンボジアに中学校を建設したことを報告しており、その「贈呈式」で現地を訪れたという。
そして贈呈式を終えた後、首都プノンペンへ向かったデヴィ夫人は「トゥール・スレン虐殺博物館」を訪れたことを明かす。
■そこで見たものは…
デヴィ夫人はこの施設について「ポルポト率いるクメール・ルージュ統治下の政治犯収容所であり、”捕まったら最後、生きては帰れない”という、かつては極めて残虐で恐ろしい行為が行われていた場所です」と説明。
そこでは「カンボジアの“暗黒時代”について克明に物語る、拷問道具をはじめ、多数の品々が展示されていました」と、恐ろしい光景をみたという。
■現在は「穏やかな空気」
カンボジア大虐殺は、ナチスやスターリンの大虐殺をも超えるともいわれる20世紀最悪の自国民大虐殺で、大量処刑、強制労働、身体的虐待、栄養失調、病気が横行していたと言われている。クメール・ルージュ政権は1975年から1979年と短かったものの、最大で200万人もの死者が出た。
博物館を訪れた後は市内を観光して回ったというデヴィ夫人。「仏教国らしい、穏やかな空気が流れていました」と現在の平穏さを感じたことをつづった。