愛犬に観戦チケットを破られた熱狂的サッカーサポーター 「お前を売りに出すぞ」
果たして男性はチケットを再発行してもらい、観戦しに行けるのだろうか?
歌手やアイドル、スポーツチームなど、ファンにとってライブや試合を見に行くほど、興奮することはないだろう。その日を励みに仕事や生活、すべてを頑張っているのだ。このたびイギリスの男性に起こったちょっと笑える悲劇の話題を、『Daily Mail』や『Metro』が報じている。
■ニューカッスルの熱狂的ファン
話題の男性は、イギリス北東部タイン・アンド・ウィア州のニューカッスル・アポン・タイン市に暮らすアラン・カーリングさん(33)。何年にもわたり、プレミアリーグの地元サッカークラブ『ニューカッスル・ユナイテッドFC』の熱狂的なファンだ。
アランさんは18日も、ホームで行われたリヴァプール戦を、友人たちとともに近所のスポーツバーで観戦していたという。
■愛犬がむしゃむしゃと…
必死の応援も虚しくニューカッスルは2-0で負けてしまい、機嫌を悪くして帰宅したアランさん。すると愛犬のルディが、何かをむしゃむしゃと食べ散らかしていた。
それは、郵送されてきたばかりの1枚72ポンド(約1万2,000円)もする決勝戦のチケット2枚だった。応援しているチームが試合に負けたうえ、とんだ悪夢が襲いかかったアランさんは、ショックのあまり呆然と立ち尽くしてしまったそうだ。
■満足そうな愛犬
しばらくして、アランさんは自身のFacebookに「今日、僕はこのいたずらっ子を5ポンドで売りに出します」と投稿。「この子にとって、郵便物は『わが家に侵入してきた敵』だそうです。今日も大事な決勝戦のチケットを食いちぎってしまいました」と書き込んだ。
粉々になったチケットの横で、満足そうな笑みを見せるルディくん。その写真を添えたところ、世間からはさまざまな声が寄せられた。
■冗談や心配の声も
ある人は地元のライバルチームに例え、「君のワンちゃんはサンダーランドのファンなのかも」「犬は悪くないよ。きっと配達員がサンダーランド出身なんだろう」と冗談めかしに反応。また「チケットって交換してもらえるの?」「見に行けるといいわね」と心配の声も寄せられた。
アランさんと妻のジェシカさんは、試合当日の早朝から会場へ向かい、チケットを再発行してもらえるようスタッフにお願いするつもりだという。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)