上白石萌歌、山田裕貴主演ドラマ『ペンディングトレイン』出演 体育教師役に初挑戦
上白石萌歌が演じるのは高校の体育教師。山田裕貴演じる直哉と赤楚衛二演じる優斗の三角関係は如何に。
■昨日と同じ今日を迎えるはずが…
8時23分、いつもと変わらない朝。都心へと向かう電車では、SNSをチェックしたり動画を見たりとほとんどの乗客がスマートフォンを見ていた。昨日と同じ今日を迎える、誰もがそう思っていたが、突如として都心へと向かう電車の一両が未来の荒廃した世界にワープしてしまう。
同ドラマは、同じ電車に偶然乗り合わせた見ず知らずの乗客たちが突如、前代未聞の出来事に巻き込まれ、電波が通じないうえに水も食料もない極限下で懸命に生き、元の世界に戻ろうとする姿を描く、完全オリジナルの予測不能のヒューマンエンターテインメントだ。
■存在感を増し続けている上白石
これまでに、偶然電車に乗り合わせた主人公・萱島直哉(かやしまなおや)役で山田、同じく乗り合わせた白浜優斗(しらはまゆうと)役で赤楚衛二の出演が発表されているが、このたび新たに物語を彩るキャストとして上白石の出演が決定した。
上白石は2011年に行われた第7回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを獲得し、2012年女優デビュー、2019年には「第42回日本アカデミー賞」で新人俳優賞を受賞。近年はドラマ、映画のみならず歌手としても活躍。若手の演技派女優として存在感を増し続けている。
■初挑戦の体育教師役を熱演
そんな上白石が今回体育教師役に初挑戦する。演じるのは、未来の荒廃した世界にワープしてしまう電車に偶然乗り合わせてしまった乗客の1人で、高校の体育教師・畑野紗枝(はたのさえ)。
教師としての経験が浅く、気合と元気が空回りしてしまうこともあるため、いつも他人からの見られ方を気にして、笑顔を取り繕ってしまう心根の優しい女性だ。
感情を内に秘めているが、いざというときに周りがビックリするような決断をする一面も。そんな紗枝が偶然乗り合わせた乗客たちと出会い、サバイバル生活で喜びや苦悩を経験し、生きる意味を問い直す。1人の女性としてのしなやかさと強さを得て成長していく姿にも注目だ。