風船と熱愛中のインド人男性 どこへ行くにも一緒でおやすみのキスも…
風船や灰皿など、「物」に恋をする「オブジェクトセクシュアリティ」を自認する人々がいる。
インドのある男性は、物に恋愛感情や性的魅力を抱く「オブジェクトセクシュアリティ(対物性愛)」を自認している。
そんな彼は今、風船と交際中だといい、どこに行くにも一緒だそうだ。『NEW YORK POST』や『news.com.au』などの海外メディアが、風変わりなラブストーリーを取り上げた。
■風船とイチャイチャ
インドのムンバイに住むアカシュ・マジュンダさんは現在、風船の束と交際をしている。ショッピングや散歩にも連れて行き、プカプカと浮かぶ風船のそばに寝て「おやすみのキス」をするという。
アカシュさんは風船に「性的な魅力を感じる」と話しており、「風船とイチャイチャすることもある」そうだ。
■恋愛感情を抱くことも
アカシュさんは、無生物に性的な魅力や恋愛感情を抱く「オブジェクトセクシュアリティ」を自認している。
「フェチシズム」などと混同されることがあるが、フェチシズムは物を性的満足を得る手段として捉えるのに対して、性的欲望だけでなくロマンチックな愛情も抱くことがあるという。アカシュさんもまた「風船の好きなところ」を詳細に紹介している。
■愛が高じてプロポーズ
アカシュさんは、「風船の存在感や温かさが好きです。一緒に多くの時間を過ごし、あらゆる欠点を受け入れています」とメディアに語った。
テレパシーや夢を通じて風船とコミュニケーションをとり、「それぞれの考え、感覚、感情」を共有しているという。風船への愛が高じ、2021年にプロポーズもしたそうだ。
■多様な恋愛模様
アカシュさんの愛情は強固だが、当然ながら風船は物理的にそれほど強くはない。そのため彼は「人間の赤ちゃんを扱うように」、鋭利なものや温度の変化などのあらゆる危険に目を光らせている。風船が割れてしまって修復が不可能な際は、「土をかぶせて葬式を上げる」という。
ここ数年、灰皿に恋をした男性など、オブジェクトセクシュアリティであることを自認する人々が増えている。世界中で多様な恋愛模様に注目が集まっているようだ。
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(文/Sirabee 編集部・広江おと)