福山雅治×大泉洋、13年ぶりの無敵バディ誕生 4月期日曜劇場『ラストマン』

全盲の人たらしFBI捜査官と、犯人逮捕のためには手段を選ばない孤高の刑事が難事件に挑む。

ラストマン

2023年4月期の日曜劇場『ラストマン‐全盲の捜査官‐』(TBS系)にて、福山雅治大泉洋が主演を務めることが決定した。


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■4年ぶりの日曜劇場への帰還

同作の主人公・皆実広見(みなみひろみ)を演じる福山は、2019年4月期放送の日曜劇場『集団左遷!!』で主人公を演じてから4年ぶりの日曜劇場への帰還となる。同作で福山が演じるのは、アメリカから期間限定で交換留学生として来日したFBI(アメリカ連邦捜査局)特別捜査官だ。

人たらしな性格で愛嬌や社交性があり、いつも人の輪の中心にいるような人物。過去のある事故がきっかけで両目の視力を失っているが、鋭い分析力、嗅覚、触覚で事件をかならず終わらせる最後の切り札という意味で、FBIでは“ラストマン”と呼ばれていた。

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■13年ぶりに福山と共演

そんな皆実のアテンドを命じられた、警察庁人材交流企画室の室長・護道心太朗(ごどう・しんたろう)を演じるのは大泉。代々、警察庁長官を務めあげてきた由緒正しい“護道家”の人間である心太朗は、自ら志願し、警察の中でキャリアではなく現場を選択し、捜査一課で圧倒的な検挙数をあげていた。

ある理由から悪を絶対に許さないという“並々ならぬ正義感”があり、犯人を捕らえるためにはどんな手段もいとわないいきすぎた一面も。その姿勢から警察内部にも敵は多い。そんな心太朗だったが、“次期警察庁長官”と目されている兄から命じられて皆実のアテンドをすることになる。

大泉のTBSドラマへの出演は2019年7月期の日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』ぶり。そして、福山と大泉の共演は2010年のNHK大河ドラマ『龍馬伝』以来となる。


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■極上のドラマを紡いできた黒岩勉氏

そして、今作の脚本を担当するのは、2019年の日曜劇場『グランメゾン東京』(TBS系)や2021年の日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(TBS系)、2022年の日曜劇場『マイファミリー』(TBS系)など、日曜劇場で数々の極上のドラマを紡いできた黒岩勉氏。

予想のつかない目まぐるしい展開のミステリーであり、バディの軽快なやりとりもみどころだ。1話完結の完全オリジナルストーリーで、毎話扱われる事件は今の時代を反映させた内容になっている。さらに“護道家”や“皆実家”という、日曜劇場ならではの重厚な家族の人間ドラマも描いていく。


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■「“上手くやる大人の男”です」

主演を務める福山のコメントを紹介する。

福山:今回演じるのは、全盲のFBI捜査官である皆実広見。タイトルにある“ラストマン”という言葉の通り、難事件を解決する最後の切り札になる男。鋭い分析力、嗅覚、触覚を持ちながら、自分ができないことに関しては素直に人にお願いすることができ、できることは当然自分でやる。


フェアな精神を持っていますが、正義のためには二枚舌、三枚舌を使う、“上手くやる大人の男”です。また、多様性と同時に“平等とは何か”を探っていくのが今作の根底に流れるテーマ。事件のケースには、リアルタイムで起きている様々な社会問題が題材となっているシーンも出てきます。


その題材は、単にドラマを作る設定として使っているのではなく“誰もが等しく生きていく社会とはどういう社会か”ということを、様々な側面から見せていくエンターテインメント作品になっています。


今回バディを組むことになる大泉洋さんは、お芝居でいうと13年前に大河ドラマ『龍馬伝』でご一緒して以来です。そのときは近藤長次郎(※福山が演じた坂本龍馬の同志)として自害をされて、非常に悲しい別れをして以来です。


今作では、警察社会を懸命に生き抜こうとする護道さんに会えてうれしかったですね。なので今回は全く新しい関係です。護道心太朗というのは、大泉さんの根底に流れているかっこいい部分と、これもちょっとあるのかな? ダークな部分を持ちあわせている。“悪かっこいい”部分がある役なので、それを見られるのが僕も楽しみです。


1人ではできないことが2人でできる。最高で最強のバディがさらに周囲の人を巻き込んで、大きなうねりを生み出す。2人でそのうねりの中心になれればと思っています。テーマやメッセージも含めて、様々な挑戦があるドラマだと思います。その挑戦を大泉さんとバディを組むことで楽しんで演じられたらと思っています。


シリアスだけれど、ちょっとニヤリとできるような、そういう見せ方がこのバディだったらできるんじゃないかと。軽くではなく軽快に。重たくではなく重厚に。日曜の夜にスカッとできるドラマです。ぜひご覧ください。

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