何がそんなに気に入らないのか… 約4割の人が理由もわからず長引く喧嘩にイライラ
「なに怒ってるの?」「怒ってないよ!」…そんなやりとりでイライラした経験がある人もいるのではないだろうか。
喧嘩をしたらすぐに仲直り…と言いたいところだが、腹を立てるほどに口数が減り、パートナーを困らせてしまう人もいるようだ。
■怒りの原因がわからず喧嘩が長引く
Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女1,000名を対象に実施した調査では、全体で38.6%の人が「パートナーが何に怒っているのかわからず喧嘩が長引いたことがある」と回答した。
なお男女別に見ると、男性は45.6%、女性は32.7%という結果になっている。
■男女ともに60代以上が最も多い
性年代別に見てみると、「何に怒っているのかわからす喧嘩が長引いたことがある」と回答した人が最も多かったのは男女ともに60代以上で、男性が57.9%、女性が47.1%となっている。
比較的若い世代のほうが、仲直りが早いということなのだろうか…。
■産後のイライラが発展して口論に
編集部が話を聞いた30代の男性は、「出産直後に妻が常にイライラしている時期があって、どうしたらいいのか分からず、しまいにはこちらも腹が立ってしまって…」と語った。
結局その時はそのまま口論となりしばらくの間、険悪な雰囲気になってしまったそうで、それからはイライラするようなことがあってもすぐにカッとならず、なるべくきちんと話をするように心掛けているという。
■気に入らないことがあると黙りこむ
夫が、気に入らないことがあると黙りこんでしまうという70代の女性は、「あぁ、また何かあったなと思うのですが、その場で原因がわからないことが多くて…」と語った。
フタを開けたら些細な理由だったということが多く、いつまで経っても機嫌が直らない夫に困っている様子だった。
長年連れ添ったパートナーであっても、きちんと伝えなければわからないこともたくさんあるだろう。何をいまさらと気恥ずかしいかもしれないが、無駄に意地を張らず素直に気持ちを伝え、より良い関係を模索していくことで有意義な時間を過ごせるのではないだろうか。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ゆきのすけ)